ピュグマリオーン掲示板

卒業研究発表会を終えて――2年間最後のゼミ掲示板の書き込み / 10

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2日間の卒業研究発表会お疲れ様でした。
今回の発表で卒論も本当に終わりを迎えましたが、正直まったく実感がなく、まだ何か課題が待っている気分でした。でも今、他のメンバーの掲示板を読んだり自分で何を書こうか考えていたら急に実感がわいてきて寂しさを感じています。
私は映画鑑賞が好きだから、そして小学生の頃から1番の苦手である文章を書くことの苦手克服をしたいからという理由で末廣ゼミを選びました。ゼミ選抜の面接は、入ってすぐ先生と先輩方が並んでいて、話すことも得意ではなかった私はその場に圧倒されて本当に本当に緊張したのをよく覚えています。それと同時に、その時お話した「愛がなんだ」のロケ地である居酒屋にみんなで行こうと楽しそうに盛り上がっているみなさんを見て、やっぱり素敵なゼミだな感じていました。(この気持ちは間違っていませんでした!)そして、たぶん全員が感じてたことだとは思いますが、いざ入ってみると予想を上回るレベルの高いメンバーにたくさんの課題、本当に本当に大変でした。たしかに私は映画鑑賞が好きでしたが、他のメンバーに比べると全然たいしたことなくて情報量が少ないし、添削や他のメンバーのレポートを読むことで自分の文章力の無さを痛感し、上達する日が本当に来るのかと絶望する日々。私は独創的な発想にも苦手意識を持っていたので、答えがない映画分析に本当に苦戦しました。そして、考えれば考えるほどわかんなくなって何度も自分が嫌になりました。しかし、その分何か新しいものを発見できた時の喜びもたくさん知ることができました。これまで観たことがあった映画も何度か取り扱いましたが、見方が全然変わったし、最近は他の友人にこんなこともあるんだよーと勉強したことを自慢するのが楽しいです。
そして何より、学生最後の卒論で大好きなディズニー作品を取り上げることができて本当に嬉しかったです。私は大学に入る前から、なんとなく「卒論でディズニーのこと書きたいなー」というものすごくざっくりとした考えを持っていたのですが、やはり卒論を書くにあたっていろいろな条件もあるため、作品を決める時にはほぼ諦めていました。でも、やっぱり他の映画を考えてもどうしてもしっくり来なくて。今思うと、あの時妥協して他の映画にしなくて良かったと心から思います。小さい頃から大好きな「美女と野獣」と人生で1番向き合って、たくさん新しい発見ができて、さらに大好きになりました。先生の講評では、ディズニープリンセス作品が好きな人には読んでもらいたい内容になってると言っていただき、発表が終わったあと、りさこは「ディズニー愛が詰まってて聞いてておもしろかった!」と言ってくれて、こんなに嬉しいことはないなと泣きそうでした。とはいえ、私は映像分析が甘かったりと至らない点はたくさんあるため、今後もincompleteな自分と向き合い続けようと思います。
ここまでやってこれたのは、睡眠時間を削ってまで私たちと一緒に卒論と戦ってくださった末廣先生、お互い文句を言いながら一緒に乗り越えてきたほそやんやりさこ、そしてこれまで建設的批判や添削を行ってくれたグループやペアのメンバー、ゼミを引っ張ってくれたリーダーさん、この末廣ゼミ全員のみなさんのおかげです。1万字ですらそんなに書けないと大きな不安を抱えていたのにもかかわらず、気づいたらその何倍も書いていたなんて、〈過去〉の私が知ったら間違いなく驚愕します。末廣ゼミに入ってから「課題がやばい」という言葉が口癖のようにもなっていた日々でしたが、いざ終わると寂しさすら感じてしまうのは、本当にゼミ活動が充実していた証拠なんだなと感じます。私は4月からサービス業に就職するため、末廣ゼミで学んだ、答えがない中でも最善を尽くすことを生かし、より多くのお客様を笑顔にできる人になりたいです。そして、2年間一緒に切磋琢磨してきたメンバー全員が、また新たな環境で活躍できることを心より祈っています。
書き始めたら言いたいことが無限に出てくるし寂しいし最後なのにこんな文章でいいのかと投稿をずっと躊躇っていましたが、期限が迫っているのでもう終わりにしようと思います。また集まれる日までそれぞれ頑張りましょう!!
2年間本当にありがとうございました!!

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