マーザンのオデュセイア
サクレクール寺院のマリリンやハアイアのところは、これまで何回も取り上げて話題にしたことがあるけど、このたびWikiのストーリー欄の短文では見るべき要点以外は省く。
- 巨大生物の名前は「朱雀」
- 朱雀の声はハアイア
- マーザンは鎖国中
- 猫人には読心能力か、それでなくても高い知能で人の心や事情を読む
等などは今触れず、その用があればAcheronに投げておけばいい。物語上の要点は、
- マーザンにオデュセイアがいる
3章はニュース達を主人公にしていながら全体ではスターダンスとオデュセイアの父子相克テーマの一部だ。
通報 ...
「オデュセイア」というのは一般的には人名ではなくホメロスの叙事詩のことで、人名はオデュセウス、オデュッセウスだ……。が、まあそんなことは誰でも思うだろうしここでは問題ない。変名の「ローズ」のほうが後まで通用している気もするが。
あえてこじつければ、オデッセイ、という……何億年も幾度も転生しながら時空を旅していく航海の物語……という意味を象徴的に名前にしていると思えなくもないが、同じことはアマンディーヌにはとくに関係ないしな。
そういえば去年ポレン作業中に並行で邦訳のホメロスを再読していて、5,6月頃にイリアスの軍船表がどうこうと書いていたけど、あれっきりやっぱり忘れていた。AMと関係なければygaは古典読書会やってもいいよ。
ここはスターダンスのアーカイブで、スターダンスと関係ない話は極力混ぜない。それも古典読みの態度として。オデュセイアは、オデュセイアだ。マクベスはマクベスだ。