モノの価値については何度かブログ記事にも書きましたし、また改めて書こうと思います。
・絶対的な価値:他の人が何と言おうと自分には価値あるモノであり。価格はつけられない。
・相対的な価値:モノの材料・つくり・仕上げ・製作コストなどから計算される価格と同等品の市場価格を加味して考えられる価値
・相場的な価値:モノの人気・希少性から形成される相場からみる価値
この3つを同軸で考えるとややこしく、意見が食い違います。
このランプの場合、出品者は相場が高騰しているので、このくらいの価格でも落札されるだろうと相場的な価値を見出しているのでしょうし、落札した人は定価も知っているけど自分にとっては絶対的な価値あるものでこの価格でも欲しいと思うわけです。・・・で傍からら見ている私たちは、モノのつくりや同等品の価格から相対的な価値を論じています。
今の世の中のモノの価値は、操作されたものも多いです。メディアで有名人が絶賛したモノは売れますし、人が群がり品薄になるとさらに人気が出ます。あえて品薄を演出するのも常套手段になりました。
良い悪いの話ではありません。私も大なり小なり世間の評価や企業の戦略に踊らされています。大事なのはモノの価値を自分で考えることだと思います。
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