アカツメ
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2023/07/19 (水) 15:00:59
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1516739.html
初代G-SHOCKの形状が立体商標に認められました。
そもそも他社製品と区別するため、他社がその形状を使えなくするための標識としての機能です。しかし国内ではすでに類似品は販売されていません。Amazonその他の海外からの通販ではまだ類似品が販売されていますが、そのうち淘汰されると思います。メーカーも商品の保護というよりはブランド力の強化という目的だと思います。立体商標に認められるのは難しく、長く製造し続け、多くの人に認知されなければなりません。腕時計の形状そのもので立体商標に登録されるのは初めてだそうです。本当に素晴らしいですね。自社の製品を愛し育て続けてきた結果だと思います。日本のモノづくりはこうあるべきだと思います。多くのユーザーに長く愛されるモノがつくれることがブランドとなるのです。小手先だけの復刻だけでなく地に足がついた定番モデルがあることが重要だと思うのです。
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個人的にこの話ですごいと思うのは、販売や輸出入などの流通の段階などでちゃんと実効性があるという事です。
どの機関が取り締まりやチェックをしているのかわかりませんが、大げさですが資本主義も捨てたものではないなあとと(笑)。
フランク三浦なんかといっしょに類似品が売られていましたが確かにネットではもう出てこないですね。
でも国内の販売店の実店舗に行ってもやっぱりもう置いてないのでしょうか?
なんとなくしれっと売ってたりする気がしてしまいます。
casio内の製品なので問題ないのでしょうが、例えばF-108なんかとの微妙な形状の差異はどう判断するのでしょうね。
商標の内容をきちんと読んではいないので明示されてるのかもしれませんが。
少し前に、ハンス・J・ウェグナーがデザインしたYチェアが立体商標に登録されました。正規品はカール・ハンセン&サン社が製造していましたが、意匠権はとうに切れているので、ジェネリック家具と呼ばれるコピーYチェアが中国でたくさん製造され日本の家具屋でも普通に売られていました。しかし立体商標に登録された途端に蜘蛛の子を散らすように市場から消えてしまいました。しかし今度は特徴的な背板の形状を変えて、リプロダクトとかリボーンなどいう名目でYチェアもどきが大量につくられて売られています。まあ一目で偽物と分かるけど背板以外の部品はフルコピーですから、立体商標にも抜け道があるということです。
どんなに対策をしても、メーカー商標までコピーした偽物も裏ルートで出回り、ヤフオクやメルカリでも売られていますから撲滅するのは無理なんでしょうね。情報を仕入れて自衛するか、正規販売店以外では買わないようにするしか方法はありません。
堂々とこうやってコピー品も売られていますしね・・・隣国は・・・
https://ja.aliexpress.com/item/1005004681103739.html?gatewayAdapt=glo2jpn
椅子といえば、有名なイームズチェアは散々コピーされていますね。剣持勇の鉄道ベンチだってイームズのコピーでしたし。(しれっと代表作の中に入れてますけどほぼパクリですからどうなのかな・・・)シェルチェアはハーマンミラーの高い正規品とまるっきり同じ形で「リプロダクト」として大量に出回ってますね(汗)そういった意味ではYチェアが立体商標を取ったのは凄いです。詳しくないので分かりませんが、取得するのは大変だと思います。G-SHOCKが時計初の立体商標を取った事は、もっと広く知られて欲しいですね。
はあ~、確かに家具なんかは素材と構造の組み合わせの妙で出来上がっている物なのでオリジナル性を担保するのが大変そうですね。
今回のG-SHOCK登録の記事を見ても、主張の要点とプレゼン力(りょく)が必要そうですね。
「登録申請する側が主張して初めて評価の対象要素になる」「主張の根拠」みたいな判断基準を感じました。
まあこういう認定みたいな事ではそりゃそうだという話ですか。
純然なコピーとは違いますが、そのうちAI時計も出てくるのでしょうね。
ハンス・J・ウェグナーなどの巨匠も、リデザインと言われる過去作品の最適化を行いつづけてきました。これは安易なコピーではありません。意匠権の切れたデザインのリプロダクトとは全く異なります。
結局、オリジナルなモノをつくれる人は一握りなんです。大手メーカーでも売れている製品のコピーをつくることが常套手段となっています。いまどきの大手はイメージを保つためにあからさまなコピーはできないけど、Amazonなどの通販にはあからさまなコピーにあふれています。人気のアウトドア用品なんて即行でコピーされます。コピーの中でも出来の良し悪しが論じられるくらいです。私もこだわらないモノ・使えれば良いモノは、コピー製品を買ったことがあります。もちろん非合法なモノではありませんよ。