では、どのような因と果が妙法蓮華経の五字に備わっているのかそれを説いているのが「三周の説法」です。まず最初に「法説周」が利根の声聞に対して説かれます。
法説周と言うようにここでは「法」がそのままダイレクトに説かれております。
(相=実相)天界の仏が応身として衆生の欲界に生まれ出る法理。(応身)一大事の因縁
(性=心性)仏が衆生を救わんとする智慧の法理。(報身)四仏知見
(体=当体)その智慧を体現する「法」。(法身)開三顕一の一仏乗の妙法
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