朝起きて、亀岡のライブカメラを見ると千手寺も霧のテラスも真っ白で何も見えない状態でした。雲海は無理でも霧の風景は撮れるのではないかと、暫くためらったものの7時前に家を出ました。縦貫道を走ると亀岡盆地から嵐山方向へ霧が流れ出るのが見え、沓掛トンネルを抜けると霧灯を点けての走行になりました。矢張り雲海は無理そうと神蔵寺の池の上の杉林が作る光芒狙いに決めて亀岡ICをおりました。372号線沿いには全く頭になかった夢コスモス園が奇麗な花を見せており、ここで20分程の道草、開園前で道路から眺めて終わり。
神蔵寺の池は水位が下がっていて水面は静かでしたが、霧は地上近くにはなく数10mの上空に留まるのみで陽光も光芒も期待できない状態。暫く空を眺めながら待ちましたが諦めて寺に入って見るとカエデは梢の方から紅葉が始まっていました。
収穫も無く帰るのも口惜しく霧のテラスを覗いて見ることにしました。霧のテラスからは足元の街は勿論北の山並みも全く見えない状態でしたが、ゴルフ場すぐ下で思いがけない光芒に出会い、少しばかりの満足が得られました。
7:32、太陽が上がっている時刻に拘わらず薄暗いほど
神蔵寺傍の用水池
神蔵寺境内
8:55、霧のテラスへの道、折よく自転車、残念なことに電線が一杯で左上を切り落とした
撮影中に下って来た車が右側に幅寄せしカメラの前に車を停めて・・・スマホで撮影を始めるマナー知らずがいた
9:14、空以外は何も見えないが、霧が薄くなるのを待つ人が多数
今朝の亀岡盆地はライブカメラで見ると朝霧で真っ白でした。
先日私が行った時ほどではありませんが、千手寺(標高約320m)からも霧のテラス(同390m)からも対岸?の山は見えても町の様子は見ることができませんでした。南丹市八木町のもみじ峠のライブカメラ(同290m)は午前9時になっても真っ白で盆地の底は勿論対岸の山も見えませんでした。
これからの12月初め位まで2日以上の晴天続きで風が無ければ放射冷却でほぼ間違いなく朝霧が期待できます。
島本町からですと車で高速利用なら霧のテラスまで30~35分、千手寺まで40~45分で到着できますので、少し早起きしてライブカメラで確認してから撮影地に向かうのもありと思います。
ライブカメラのサイトを下に上げておきます。
霧のテラス:https://www.kameoka.info/charm/livecamera/
千手寺:http://tokonagesan.kyoto.jp/index.html
紅葉峠:https://www.city.nantan.kyoto.jp/www/camera_maple.php