例会で美山の沈下橋絡みの作品が紹介されたので、笠置の沈下橋へ出かけて見ました。
笠置の沈下橋は少し前の茨木市写真展の案内葉書となった記憶もあり、上流の関西本線鉄橋や山に掛かる雨雲や霧と絡めると画になる筈と出かけたものです。ネットで調べると笠置から南山城村にかけては隠れた雲海ポイントともありますので、勿論雨混じりの天候を期待してでしたが・・・
家を出てすぐ山崎辺りでは対岸の男山には雲がかかり山襞を浮きだたせており先を期待させたのですが、木津川市の上狛辺りでは道路に殆ど湿りが残っていない状態、笠置大橋を過ぎる辺りから降雨の痕跡も無く、沈下橋は白く乾いています。
狙いは完全な外れ、仕方なく彼岸花の頃探索した布目川渓谷へと足を延ばして見ました。甌穴や深い淵もある谷は、陽射しがあれば日陰のカエデを明るい背景で撮る状態になり、曇り空は却って撮影向きの筈と考えましたが、紅葉はなく殆どがさめた薄い黄色で散り始め、おまけに散った葉が葉の上に重なり、裏から見ると黒い影が目立つばかり、残念!!
ならば、と目的を変えて布目川発電所を過ぎて笠置大橋近くまで木津川左岸を歩いて見ることにしました。
木津川にかかる関西本線鉄橋、沈下橋近くから
布目川渓谷、何とか紅葉を取り込んで撮影。カメラの背後は岩を伝う急流(滝?)から淵へつながる。足を滑らせたら淵へ滑落、注意に注意での撮影。
奇麗なのは枝先ばかり、わざわざ布目川渓谷まで出かけて撮るほどでもなかった?
木津川本流、左奥に鉄橋上を走る気動車電車、鉄橋の傍に布目川発電所があり、布目川は木津川に合流