映像を確認すると、振り解いた時点でイビルジョーからの応力が確認できず、同時に体重を乗せて殴りつけた結果押し倒されているだけです。
イビルジョーと膂力を比較する際には何も参考にならず、変わりません。
最初の噛みつきが肩から胸にかけての腹側に噛み付いている時点でネルギガンテ側が一方的に体重をかけられるポジションであり、また振り解くモーションも体重をかけてのしかかることに起因しているので両者の膂力差の問題では片付けられません。
「体重をかけているとみるのが自然です」と書いている投稿への返信で「~する見方が自然」というのも憶測に過ぎずと書かれていたので、体重をかけていることが憶測であれば下半身に体重をかけているとしか考えられないことと併せてその可能性が低いことを記載しました。
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そもそも振り回す体勢としては、不利な体勢の2回目よりも最初の噛み付きの体勢の方がイビルジョーにとって好条件だったにも関わらずあっさり振りほどかれる事から2回目の噛み付きはネルギガンテにとって不意の強襲であったと考えるのが妥当です。
噛みつきを維持するのと、押し倒すのでは扱う筋肉が大きく異なります。
体勢が異なるので単純比較は出来ません。
振り解かれた段階では肩から胸にかけての腹側に噛み付いており、弧を描く運動で体重をかけられることで姿勢を維持出来なくなって外されています。ネルギガンテの肩から胸にかけてが傾きの角度を変えながら曲線を描くような運動をしている以上、イビルジョーはそうした姿勢の変化に応じた方向から力をかけたり逃すなどをしなければなりません。
2度目の噛みつきでは、ネルギガンテが力と体重をかけている方向(下)とイビルジョーが力をかけている方向(上)が大雑把に一致しているので、単純な運動でも力で勝れば押し返すことが出来ます。
その上、既に押し返しつつありネルギガンテが体勢を崩しかけていたタイミングで喉元に噛み付いているので、ネルギガンテは体重をかけることが出来ませんでした。噛み付いた時点での条件は二度目の方が好条件と言えます。
首元に噛み付かれ体重をかけられない状態ならば尚更膂力の関係は薄くなります。
2度目に噛み付いた時点で既に押し返しつつあり、そこからねじ伏せるまでの間に体重をかけられている状態から押し返しているので既にネルギガンテが体重を込めた有利な体勢から力負けしています。
何度も言うようにお互いフェアな状況且つ最も有利な体勢での噛み付きをバゼルギウスのように振り回せずに捩じ伏せられた時点で膂力の優勢は決しており、
2回目の噛み付きはネルギガンテにとって不意の強襲であった可能性が高いです。
振り解かれた段階では肩から胸にかけての腹側に噛み付いており、弧を描く運動で体重をかけられることで姿勢を維持出来なくなって外されています。ネルギガンテの肩から胸にかけてが傾きの角度を変えながら曲線を描くような運動をしている以上、イビルジョーはそうした姿勢の変化に応じた方向から力をかけたり逃すなどをしなければなりません。
この体勢では単純な力の優劣では如何ともし難いのでイビルジョーにとって不利です。