日本大学文理学部 城間修平
2021/01/19 (火) 16:41:06
04d56@7e6d7
日本大学文理学部の城間と申します。
発表ポスターを拝見させて頂き、非常に興味深い内容でした。
1点、質問させて下さい。
考察に「このテクニックの獲得はフロー状態に形成するための条件になると思われる.」なぜそう思いましたか?また、今後どのようなアプローチが必要だと思いますか?
以上、ご返答をお待ちしております。
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ご質問ありがとうございます。
まずはじめに、「このテクニックの獲得はフロー状態に形成するための条件になると思われる.」の部分ですが、正しくは「フローに近い状態を形成するための条件」です。私たちの入力ミスで誤った書き方をしてしまいました。申し訳ありません。
さて、なぜこのテクニックの獲得がフローに近い状態を形成するための条件になるのかというと、この実験の被験者は注意集中スキルの実感はなかったと証言しています。しかし、集中の度合いが相手によって変わる、その中でも、特に格上の相手と対戦した場合においては注意集中の度合いが上がったことを実感したと証言していました。
つまり、内面に狭い注意集中ができていたということだと私たちは解釈したからです。
1ヶ月程度の短い期間で少しはアプローチできているということがわかったので、3ヶ月程度の長い期間で、継続してこのようなSMTを行うことで更にフローに近い状態の形成につながると考えました。また、結果がわかりやすいように実験前後にDipcaを用いた心理テストで心理状態の変化を確認するなどのアプローチが必要だと思いました。