桜門体育学会第11回大会用掲示板

O3-3 田島勇人 大学テニス選手におけるスポーツ外傷・障害の発生と心理的競技能力の関係 / 7

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鈴木俊 日本大学文理学部体育学科 2021/01/19 (火) 15:52:21 6127d@8fe8c

コンディショニングに対する意識を高めるには、どのような対策が必要だと考えますか?

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    田島勇人 日本大学文理学部体育学科 2021/01/20 (水) 22:05:10 1aabf@18b65 >> 7

    ご質問いただきありがとうございます。
    藤井さんの質問においても同様の質問がされていたため補足のような形になってしまいますが、別の視点から考えますと本研究において競技意欲が高く、コンディショニングに対する意識が低い選手がスポーツ傷害を受傷しているという結果となりました。競技意欲が高いがコンディショニング意識が低い理由としてはそもそもコンディショニングに対する知識が少ないのではないかとも考えられます。本研究では大学テニス選手を対象とし調査を行なったためトップ選手とは違い適切なコンディショニング知識をもったスタッフに中学、高校の時期においてサポートがなされていなかったのではないかと考えられます。
    アメリカではスポーツ傷害の専門家であるアスレティックトレーナー(AT)が広く浸透しており、中学生の段階からほとんどの選手が何らかの形でATからのサポートを受けています。
    よって日本のスポーツ界においてもアンダーカテゴリーからコンディショニングに対する教育をうけ低年齢から少しずつコンディショニングに対する意識向上を促すことが、スポーツパフォーマンスや安全管理、健康管理などの視点からも重要なのではないかと考えます。