十字軍
11世紀から13世紀のころローマ教皇(法王)の主導で、
ヨーロッパでキリスト教会の権威が頂点に達したころ
キリスト教の聖地(エルサレムやパレスチナ地方)を
イスラム教徒からうばい返すために、
十字軍が編成されたのです。
ところが、イスラム教徒の抵抗や国家間の対立があり、
7回の遠征したものの失敗に終わりました。
教皇権の失墜や、諸侯、騎士の没落に伴う荘園制の解体も進みました。
各国の王や商人が持っていた領土や利益に対する欲望もあった十字軍の遠征は失敗に終わったものの
東西交流の促進という結果ももたらしたのです。
今日は、この辺でおしまいにしましょう。次回まで、さようなら。