さて、今度は『メソポタミア文明』についてです。
エジプト文明と同様に
紀元前3000年ごろのお話です。
そのころ、チグリス、ユーフラテス川沿いに国々が生まれました。
バビロニアのハンムラビ王がメソポタミアを統一し、
法律を整備しました。
エジプトでも文字が発明されたのと同じように
この地域でも、くさび形文字が発明されたのです。
この文字の保存の方法ですが、
あしのくきなどで粘土板に刻み、
干したり焼いたりしていました。
文字の保存→粘土板に刻み込む→それを焼いたり干したりして保存
紙ではないのが特徴です。
もし、落としたら…木端微塵ってことになります。
昔のレコード盤も落としたら木端微塵になって
取り扱いには十分注意していました。
いま、また、レコード盤が見直されてるの、知っていますか。
古ーいなんて、言わないでくださいね。
古ーいものでも、ハッキングされない、盗作が難しいって理由で
使われ続けているものあるんですよ。
敵国を倒すためのミサイル発射用プログラムを保存するのは、
いまでもフロッピーディスクです。
しかも、でっかい、ペナンペナンのやつです。
私も使ったことありますが、
湿気に弱くて、
取り扱いが大変だったのを覚えてます。
読み取るときに
ガシャン、ガシャンっと音がして
おー、やってるやってるーって
夜な夜な、思っていました。
脱線しましたが、
月の満ち欠けによる太陰暦が発明されて、
1週間が7日になり、
時間が60進法で決められました。
ところで、『オリエント』ってどこでしょうか。
昔、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』というのがありましたが。
ちなみに、ヨーロッパから見て東の『太陽ののぼる土地』が『オリエント』です。
具体的には、エジプト、そして、メソポタミアを含む地域を『オリエント』というのです。
この地域では、アルファベットが発明され、
鉄器の使用が紀元前1000年までに広まりました。
今日は、この辺でおしまいにしましょう。次回まで、さようなら。