中学社会の勉強部屋

歴史 磨製石器、新石器時代

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今から1万年前のことです。気温が上昇しはじめ、植物が地球上で生えるようになり
食用となる木の実も手に入るようになりました。
道具として、弓や矢を発明し、小型化した動物を射止めることもでき、
狩りをするようになったのです。

つまり、「生活・食文化」の変化が起きたのです。
食べ物としては、木の実、魚、貝、動物でしたが、
温暖な気候を利用することにより、
麦、あわ、稲を栽培するようになりました。
また、人になつく、または、家畜として
牛や羊なども飼うようになったのです。
もちろん、その土地の気候、地形など地理的条件によるところも多いです。

食べるには器がないと、食べずらいですね。
そこで、土器が発明されました。

土器が発明されることにより、
火を使えるようになっていた当時の人々は、調理して食べるようになったのです。
食べ物を「煮る」ことができるようになったのです。

道具も変化が現れました。
木を切ったり、加工したりしやすいように
いままでの石を割っただけの単純な打製石器から
石の表面を磨いて作った磨製石器を作るようになったのです。

このように、土器や磨製石器を使い、農耕や牧畜を始めた時代を「新石器時代」と
呼んでいます。

今日は、ここまでにしておきましょう。次回まで、さようなら。

TakeTea_44
作成: 2019/09/27 (金) 17:53:39
最終更新: 2021/06/16 (水) 20:33:25
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