今から20万年前には、新人(ホモ・サピエンス)が
狩り、採集をしながら、世界中に広がりました。
この新人は、現代の人類の直接の祖先にあたるといわれています。
ここで、時代区分のお話をしておきましょう。
どんな道具を利用していたのかに注目をして
時代を区分しています。
旧石器時代:おもに、打製石器をつかっていた時代
新石器時代:おもに、磨製石器をつかっていた時代
農耕や牧畜がはじまりました。
青銅器時代
鉄器時代
ところが、日本では、2万5千年前に磨製石器が発見されましたが、
土器をつくっても、農耕や牧畜は立ち遅れていました。
また、青銅器時代と鉄器時代は分かれていますが、
日本には、青銅器も鉄器も同時期に入ってきたため、
明確に青銅器時代と鉄器時代に分けることはできません。
面白いですね。
日本と世界各地の文明の発展の度合いは違っていたのです。
今日は、ここまでにします。それでは、次回まで、さようなら。
旧石器時代と新石器時代、何がどのように違うのでしょうか。
次のポイントから比較してみるとよいでしょう。
・道具
・人々の食べ物
・生活