判定基準について
一応気休めとして俺からも自分の判定基準について説明しときます。
少しでも判定に関する不安が取り除けたらと思います。
🔻 展開力の有無
こういう試合形式だと決まって「テーマは何にしますか?」のような切り口を対話の冒頭部分で見かけることが多いんだけど
そういうのは「言いたいことが何もないから相手に委ねてる」という消極的態度として生産性がないと捉えちゃうので注意してね。
しっかりとした前置きとして機能させるのであればこの限りではないけど、自分で展開しようという気概のある人はない人よりも評価します。
🔻 読んでもらえるように書け
好き好んでバカの乱雑な駄文を読みたいと思う人間はいない。
どうせなら読者に興味を持ってもらえるように見やすさや読みやすさに配慮しながら、ある程度読み物としてのエンターテイメント性を与えてほしいと思います。
つまり何らかの読み応えってのを与えてくれるとこちらとしても楽しく判定できるし伝えたいことについての理解も深まるってことですね。
🔻 唯一無二感
岩盤をひっくり返すような個性がある人が好きです。
他の追随を許さない圧倒的存在感であったり、容易にコピー&ペーストできない思想、逆にどこまでも正統派だったり、焼き回しではないユニークな文体、いろいろありますが
「その人らしさ」のパフォーマンスが最大限に活かせているな、と思わせてくれると俺の中の評価がグッと上がります。
Yujiro Hanma風に言うと「持ち味をイカせッッ」って感じですね。
🔻 コトバの使い分け
日本語というのは独特です。
ネットスラングも多種多様、また価値観についても異文化混在してるだけあって海外からきゃりぱみゅのようなイメージを持たれておりますが(知らんけど)
ひらがな、カタカナ、漢字、その他文字情報、とどのつまり「記号」の使い方をいつも俺は注意深く見ています。
その使い方で大体の活字空間における汎用性や知性の多寡を判別しています。
🔻 試合運びのうまさ
テポドン級のレスを投下して一発で決めちゃうのもありだし、計画通り沈めるのもあり。
臨機応変に対処するものもちろんありよりのあり。
ただ後付けのオンパレードでうまく辻褄が合わせられていなかったりするとどうしても共感できません。
しかし思わず納得しちゃうとかその発想はなかったと感心するようなことが書かれていれば高評価です。
🔻 辞書至上主義は微妙
調べ物として使用するのは辞書の存在意義から考えてまったく問題ありません(当然です)が、辞書の意味をやみくもにトレースして自分の表現力を著しく補おうとした場合は語彙不足とし低評価の対象となります。
また、辞書の意味を覆すほどの持論を展開してこそより純度の高い論客と言えます。
それが「屁理屈」止まりになるか「警句」となるかはみなさんの実力次第です。
以上です。
みなさんのご活躍を楽しみにしております。