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喧嘩王 謁見の間 / 27

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詠み人知らず 2019/10/16 (水) 12:27:31 修正

良い文章とは何か

スレ主が!!
良い文章とは何かのスレ主が オシャカになったっ!!

・・・ので話題だけでもこっちに隔離しておきます

🆗質問&反論 歓迎🆗


ここ文字喧嘩界隈で武功を挙げて行こうとするなら、ほぼ必須スキルとも言える文章力、ないし文才。

そもそも文章の良し悪しは人により変わる
その「良さ」ってのが、美しいとか巧みだとか、そういうフィーリング要素(修辞学的な技術も含む)であるならば、評価はなおさら人によって大きく変わってくる
結局、とある文章を目にした時に「良い文章だ!」と思うのかどうかは読み手の知性に依存してるんだよ

文字喧嘩というフィールドの性質上、お互いの意見が食い違うことはよくある
というか相手が言いたいことを察したうえで意図的に「でもお前の文章はこういう意味だとも読み取れるよ?」みたいな小賢しい立ち回りをする喧嘩師だっているし、勘違いさせるためにわざと分かりにくい説明をしてミスリードを狙う喧嘩師だっている
お前の文章力が低いんだ! vs お前の理解力が低いんだ!ってバトルは今までさんざん目にしてきた
(たいていの場合は読み手の理解力、読解力の問題だと個人的には思ってます)

「その説明は不適切だ!(誤解されかねない!)」って感じの指摘ならまだいいんだけど
「分かりにくい」とか「文章が長すぎ」とか「余計な説明しすぎ」みたいな指摘はマジで知性低いな~と思う
twitterとかいう140文字の世界にドップリ浸かりすぎた弊害かな?前頭葉が委縮してるのでは?


文章ってのは人に読ませるために書くものなので、そりゃ確かに分かりやすいに越したことはない
ただし、一般的に文章ってのは特定の個人に宛てたものではなく、その文章を目にするであろう不特定多数の読者を意識して書かれていると留意する必要がある
たとえそれがタイマンの喧嘩であったとしても「相手がどのくらいの予備知識を持っているか」なんて書き手は把握しきれないので、読み手の層を広めに見積もっておく必要がある
マトモな教養を持った文明人なら、何か文章を書くとき「その事だけ」を書くのではなく、確認も兼ねて前提部分にも触れたりして説明の粒度を高めるのは当然のことで、わざわざ狭い範囲の人しか理解できない文章を書かなきゃいけない理由なんてないわけだ

読み手のレベルを配慮せず最低限の説明しかしなければ「お前の文章は分かりにくい」と文句を投げつけて
レベルの低い読み手でも理解しやすいように細かい説明を丁寧に付け加えたら「無駄に長い」と不満を垂らす
結局のところ、分かりにくいだとか長文がどうのこうのクレーム付けてるやつらは
「ぼくの能力に合わせてぼく専用の文章を書いてくれない人は無能!」って言ってるようなもんなんだよ

というわけで、「良い文章とは何か」は人によって変わります
例えばプレバトの俳句コーナーでババァの講師が「この季語を選んだのがスバラシイ!」とか言ってるの見てても俺ぜんぜん理解できないし、そもそも季語とか入ってなくても良くね?なんて思ったりするくらいだ
格調高い文学作品について「これイイね」と語り合えるのは同じ文学オタクだけなんだよ
体言止めとか比喩とか倒置法とか緩叙法とか、「このような修辞技術がある」と事前に知っている人たちの間でしか「良い文章とは何か」の認識は共有できないと思います

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