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哲学的雑談 / 16

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詠み人知らず 2019/10/19 (土) 00:32:06 >> 15

お久しぶりです
期待に沿えるかどうか分からないので、あんまり買い被らないでね・・・


中央監視室ってのがよく分からないけど

  • xが閾値を超えなければ、神経が興奮するだけで、中央監視室には興奮状態が報告されない。
    xが閾値を超えると、神経が興奮するだけでなく、中央監視室には興奮状態が報告される。
  • 神経の興奮状態を認識すると反応する脳の領域があった場合、
    その領域=「脳の中央監視室」ということでも、一連の現象が説明できると思うのです

この表現に倣うのであれば、意識ってのは「報告されるという現象の名前」って感じかな
仮に哲学的ゾンビが存在するとしたら、中央監視室は機能してないことになるね
そして、個人的には哲学的ゾンビって(定義にもよるけど)実在しないだろうと考えています

というのも、自我(意識や感情など)って経験により構築されてると思うんだよ
高層ビルの屋上から地上を覗き込んだとき、虫や小動物なんかは恐らく恐怖なんて感じないだろうし
ハイハイできるようになったばかりの赤ちゃんなんかも平気な顔してると思う
ビルの屋上で足ガクガク震えさせたり冷や汗かいたり腰抜かしたりするのって
ある程度の知性と経験が備わって「ヤベェ危険だコワイ」と認識できるようになった生き物だけなのでは?

哲学的ゾンビってのが「有機的には人間だけど恐怖などの感情を持ってない存在」を指すのであれば
そいつをビルの屋上に立たせても足ガクガクさせないと思うんだよな

目の前にいる人物が哲学的ゾンビかどうか判別する難易度の高さばかり注目されてるけど
そもそも人間って有機的な面で個体差あるし
『あなたは人間が持ちうる全ての感情をもれなく備えていますか?』って聞かれたとき
Yesって答えられる人いなくね?誰しも欠落してる部分あると思うよ
例えば事故か何かで脳に損傷を負って恐怖心を失ってしまった人は足ガクガク震えないわけで
恐怖を感じてないのに足ガクガクさせるって、それもう人間には本来備わってない新機能だよ

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