>> 40で>> 19の解説したんだけど、けっこうおかしかったので修正しておきました。
解説に入る前に補足しておくけそ、まずこの5つの箱はABCDEで固定だよ。
それから>> 30さんの言っていることも間違ってないよ。
箱が全部で5つあるので、全てのボール75個に対して箱1つにつき15個にすればいいことはすぐに分かるはずだね。
したがって15個よりも多くボールが入っている箱から余分な個数を、15個よりも少ない箱に移動させてあげればいいわけだ。
今回で言うと箱B,C,Eにはそれぞれ6,11,3個ずつ余分に入っているから、それらの合計20個を残りの箱A,Dに移せばいいことが分かる。
な~んだ、簡単じゃん!
20個移せばいいんなら20回の移動で十分じゃないか。
だから答えは20回だ!
と、考えたそこのアナタ。それ、間違いだよ!
ここで注意しなきゃいけないのは、この問題で問われているのは 移動すべきボールの個数 ではなく 移動すべき回数 だ。
つまり、20個のボールを動かすのに30回も40回も動かさなきゃいけないかもしれないんだよ。
なぜか分からない人はルールをよく思い出してほしい。
ボールが移動できるのはあくまでも隣同士だけなんだ
移したい箱に直接移動させるなんてことはできなくて、お隣さん経由で届けなくちゃならない。
つまり20個のボールを1個につき1回ずつの移動で済むとは限らないってことになる。
今からそれを確かめてみよう!(`・ω・´)
まず、20個のボールを移動させる必要があるということは全てのボールが無駄な動きをせずに移動できれば最低20回で済むってことだけど、
ここで「無駄な動き」とはどういうことだろう?
20個のボールがあるから移動回数が最低で20回ということは、1個のボールにつき1度だけの移動ができればいいということになる。
1個のボールにつき1度だけの移動で済むということは、余分に入った箱からボールが少ない箱に直接移動できるルートがあるということだね。
だから隣同士にしか移動できないという条件を踏まえた上で、ボールが余分に入っている箱からボールが少ない箱に直接移動できるようなルートがいくつあるか考えればいいんだ。
勘のいい人はもうお気づきでしょう。
そう。この箱の並び順は「ボール余分に入った箱」と「ボールが少ない箱」とが全て隣り合わせにあるんだよ。
このことを踏まえて考えると答えはすぐに導くことができる。
というわけで移動が1回で済むボールのパターンを調べてみよう!
まずEの箱はAにもDにも移動できてしまうので、一旦保留だ。
残りのBとCはそれぞれAとDしかルートがないので、そこから片づけてみる。
するとBもCも15に減るまで移させた全てのボールは1回の移動で済んでるよね。
後はEのボールをそれぞれ数がぴったり合うように配るだけだ。
これで無事20個のボール全てが1回ずつの移動だけに留めることができた。
というわけで正解は「20回」でした!
みんなは解けたかなー?(^-^)
まとめ
この問題の答えは「20回」だけど、
①移動させるボールの個数が何個であるか
②移動させるボールの個数に対して最低移動回数は必ずしも一致しないこと
この2点を踏まえていない答え方は正解とは言えないよ!
特に20個移動させればいいことまでは簡単に分かるけど、そこからいきなり20回で済むと考えた人は見事に引っかかってるよ。
それからn進法という考え方は間違ってこそいたものの、発想としては悪くないと思ったよ。
例え正解できなくても想像力をはたらかせて色々考えてみることが「脳トレ」の醍醐味だからね。
1つ聞いておきたいことがあるんだけど、俺の問題文って分かりにくいかな?
俺が想定していない解釈をする人がいたりして、俺の書き方が悪いのかなとも思ったりするんだけど、もし何か意見があれば多少批判的になってもいいから遠慮せず言ってね。
ただし喧嘩を売るような真似はしないこと。
あくまで自分の意見になっちゃうんですが、普通に解釈すれば想定通りに受け取れると思います。むしろ自分もいろいろな発想が出てくることに驚きました
(あと、これは解答者の方に言うんですけど、確認したいことがあれば先に質問してから答えればよいのでは。ひっかけがコンセプトの問題には質問すると答えがわかっちゃう可能性があるけどこういうのは何質問しても大丈夫なわけだし)
追記:自分は何も考えずにAからEが順番に並んでると思ってたけど、これに関しては確かにちょっとわかりにくいかも?「A,B,C,D,Eがこの順にならんでいる」っていうのはあったほうがよかったかな…でもやっぱり最初から質問が出ないような問題を作るのは難しいから質問するのは大切だと思います