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日本改革宣言 / 78

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詠み人知らず 2020/05/07 (木) 10:59:33

ダイエットキャンペーンにも似たようなものを感じるよな。

統計的に最も病気になりにくい体重はBMI22であるにもかかわらず
美容体重なんていうキャッチーな名前までつけてBMI20(より不健康な状態)を目標にダイエットさせるのは
まさに作為的な洗脳行為でしょう。
健康的な体系であるにもかかわらず太ってるという自覚を植え付けられてしまっている人も数多く見かけます。
本件の「うつ病キャンペーン」にきわめて近いものを感じざるを得ない。

さて、果たして肥満は病気(疾患)なのだろうか?

言うまでもなく、答えはNOです。
仮にその人が死亡したとしても、医学的な死因として診断書に載るのは心筋梗塞や高血圧などであり、肥満により死亡したとは見なされない。
肥満はただの予備軍に過ぎず、他の何をも併発していない「健康なデブ」の死亡率は平均的なBMIの人と同等です。
WHOなどの医療機関がその気になれば肥満を病気だと定義することも出来るが現状ではされていない、というだけであり
「医学的に病気と定義されている、症状に一致している」ってのはあまり重要じゃないと思う。

うつ病も、それと同じなのでは?

肥満が原因となって糖尿や高血圧を併発しやすい(肥満は病気ではないが予備軍ではある)のと同じように
うつ病もあくまで他の症状が合併するリスクのある予備軍にすぎず、重要なのはそのうつ状態が外因性なのか内因性なのか、という点ではないだろうか。

内因性による抑うつ状態は本来ならば>> 1が言うように一過性のもので、いわば思春期はちょっと太りやすいよね、みたいなものにすぎない。
なんせ、内因性の抑うつ状態なんて日本人の大半が経験することだからな。
「うつ病キャンペーン」に言わせれば思春期の児童は大半が要治療の病人ということになってしまう。
そんなバカな話はあるまい。
片思いの相手と良い関係を築けず悩んでいる少年少女に対して、駅前の看板は「今きみは自殺する人と似たような心理状態にあるんだよ」と教唆しているわけだ。けしからん。
そんな少年少女に対して、悩みを感じづらい状態に精神を変容させるため投薬する必要なんて皆無だろう。

それに対し、外因性による抑うつ状態は内因性の原因(悩みごとなど)とは違い自力で解決することがきわめて困難なため
投薬によりうつ症状を緩和する選択もやむを得ないと思う。
先天的・後天的を問わずそういう体質の人ってのは存在しているし
別の病気を治すためにステロイドとかインターフェロンを投与したら副作用でうつになったりもするわけで
「乗り越えて成長しろ」とかそういう次元じゃないよな。

うつ病キャンペーンがクソってのには同意だけど
保険適用を廃止するのはあまりにも非文明的だと思います。

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