たとえばうつ病が悪化して自殺する人がいるとします。
こういう人を見て、「異常だ」と思うかもしれないけど、考え方によっては自然現象のひとつなんじゃないかとすら思ってるよ。
苦しさに耐えかねて、いち個体が自らの死を選択するのは、防衛本能的なものが正常に働いた結果なんじゃないかなと。
細胞だって新陳代謝を繰り返すし、それと似たようなもんじゃね。知らんけど。
人間社会では「快く生きることが正常」とされてるから、便宜上病気ってことにしたほうが「正常ではない理由」を与えられて救われる人もいるかもしれないし。
これはどっちが良いとか悪いとかどの視点で見るかで全然変わってくる問題だと思うけどな。
仮に「うつ病」だったとしても、たとえば社会現象を巻き起こしたエヴァンゲリオンの監督として有名な庵野秀明氏は、「うつ病じゃなかったらあの作品はできなかった」とまで言ってるわけだし。
ネガティブな精神状態であることが、さまざまなアートや創作物を生み出してきたという歴史もあるよね。
俺たちは消費者として、自覚してなくても「人の心の闇の恩恵」を授かっている可能性すらあるわけだよ。
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