鮭は、川で生まれるとすぐに海にでる
あたらしい環境で力をたくわえて、やがて川に戻ってくる
ところが、彼女は、天魚や山女魚に美しさやおよぐ速度で負けて、小エビには笑われた
そもそも、彼女には、そこに戻ってくる道理がなかった
そのうち川は干上がるかもしれない
その時わたしは、りっぱな姿をしてるだろうか?
……だれか泣いてくれるだろうか?
いや、干上がるまでいるつもりか?
ずっとブラックバスとおなじように生きるのか?
いつまでも卒業できないわたしへ
いつまでも変わることのできないわたしより。
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