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褒め喧嘩 / 26

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霧雨 2020/03/03 (火) 01:54:17

ここに現れしものはなぜ間違えぬのか。なぜ正しいのか。言うまでもなく生まれつきである。

生まれた時から、圧倒的解法を最短経路で導き出すDNAを持ち、決して誤謬を犯さず、いついかなる時も真なる発言を連ね続けている。

それはもはや人類の境地を超えており、進化の可能性をも考慮すべき段階にまで至っていると言えよう。

褒められるべき正解を常に持った人達は、キモいかキモくないか、有益か有益でないか、クオリティが高いか低いか、文章がすごいかすごくないかなど、一般人が一目見た時にはくそどうでもいいと口を揃えて言うであろう内容に対し、疑義を設けるのである。待ったをかけるのである。
一般人がどうでもよかろうと当事者にはどうでも良くないのである。
キモいと思うことを作り出し、キモいと思うように見い出し、キモいと思うカテゴリを一定に保つことこそ誇りであり高貴である。もはや人類と暖簾分けを果たした新種の生物であると言っても過言ではなく、希少価値の高い「人間サンプル」であると褒めることも辞さない領域に達している。

今後も尋常ではない脳の作りのその先をドラマチックに披露し、コンゴ民主共和国の国旗よりも青々と生い茂ることを大いに期待したい。

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