詠み人知らず
bb06892617
2020/01/25 (土) 10:14:35
同じくらい頑張ってるAさんとBさんがいたとして
【比較1】
- Aさんは努力してることを感じさせない
- Bさんは見るからに努力している
みたいな状況だと、Aさんのほうがイケてると思っちゃうし、その反動でBさんがダサく見えてしまうってのは・・・まぁ理解できなくもない。
Aさんは底が知れないというか、まだまだ伸びしろを隠し持ってるように思えるからな。
それでは、ここに新たな設定を付け足していってみよう。
【比較2】
- Aさんは60の成果をあげた。努力したことを感じさせない。
- Bさんは90の成果をあげた。一目見て分かるほど努力していた。
- 成果の範囲は0~100、平均50とする。
この新たな比較では「頑張ってる感の有無」に加えて「成果の程度」という軸が新たに加えられたわけですが
この場合も「Bさんのほうがダサい」と感じるだろうか?
さらに新たな設定を付け足してみよう。
【比較3】
- Aさんは60の成果をあげた。努力していたことを感じさせない。
- Bさんは90の成果をあげた。一目見て分かるほど努力していた。
- Cさんは60の成果をあげた。一目見て分かるほど努力していた。
- Dさんは90の成果をあげた。努力していたことを感じさせない。
- Eさんは40の成果をあげた。一目見て分かるほど努力していた。
- Fさんは40の成果をあげた。努力していたことを感じさせない。
- 成果の範囲は0~100、平均50とする。
今回は、比較する人物を追加することで「頑張ってる感の有無」と「成果の程度」の組み合わせパターンを網羅してみた。
Aさん~Fさんをダサい順に並べると、どうなるだろうか?
霧雨の意見を否定する目的で都合のいい設定を追加した、というわけではない点に留意してもらいたい。
場合分けの粒度を上げることによって「ダサいと感じてる対象は何なのか」をより正確に把握できるのではないだろうか。
【比較2】に対する印象によって
いくら成果を上げていようとも努力感が見られればダサく思えてしまうのか?が判明するし
【比較3】に対する印象からは
努力感が見られなければ成果が低くてもダサく感じないのか?が判明するはずだ。
バブル崩壊後の、いわゆるさとり世代・・・およびそれに起因するニヒリズム的な価値感は、多かれ少なかれ現代人の誰しもが抱いている感覚だとは思う。
ただニヒリズムにしても程度の問題で、例えば「FさんよりBさんのほうがダサい」と感じてしまうようであれば、余りにも浮世離れしすぎというか、何かトラウマでも抱えてんのかな?と思います。
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