「お~い、磯野。喧嘩しようぜ」
もし、この呼びかけが『野球』であったならば、準備するものとして
バット、ボール、クラブ、そして四角形のフィールドを含む広大なグラウンド(のようなもの)
あとは、指定のルールに従って行動できるプレイヤーが
『野球』というスポーツの成立条件を満たす人数に達していれば
「実践」することは可能でしょう。
他方で、『野球』という言葉が何を指しているか、という問題を提起することもできます。
たとえば、磯野に『野球』を呼びかけた中島くんが、単なる『キャッチボール』の俗称として
『野球』という言葉を用いていた場合はどうでしょう。
その場合、前述した『野球』というスポーツを行うにあたっての必要項目のほとんどが
検討するに値しない杞憂であることがわかると思います。
さて、ここで話を一旦『喧嘩』というものに戻してみましょう。
冒頭で陰陽ボーイくんが「一応少しだけ齧ってる程度」の「喧嘩」とは何を指しているのでしょうか。
また、陰陽ボーイくんは
「一応少しだけ齧ってる程度」の「喧嘩」のやりとりを「求めて」いる
という認識で大丈夫でしょうか。
次に、陰陽ボーイくんが少なからずネット上の活字を介しての『喧嘩』という認識を持っている
(だからこの場にいる)という前提で話を進めます。
そもそも『喧嘩』とは
(ことば
や暴力による)争い。いさかい。
言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと。いさかい。
喧嘩(けんか、英語 quarrel, dispute)とは、個人的な争いの中でも、裁判に持ち込まれないもののこと。
という意味として、Google大明神が選別するベスト・セレクションには記載されています。
ここから読み取れる情報として、要するに「言葉を使って言い合ったり争ったりしたら喧嘩やん」
ということがわかると思います。
この場合、当掲示板の「喧嘩界」で喧嘩するにあたって準備するものとしては
・「文字」を入力するための外部記憶装置(PCやスマホ)
・ネット環境
・言語を使用できる最低限の脳ミソ
などが挙げられるかと思います。
さてはて、ここで注目していただきたいのは、陰陽ボーイくんがすでに上記の条件を満たし
「実際に書き込んでいる」という状況です。
あとは「言い合ったり争ったり」に該当する行動を「実践」すれば
あら不思議。立派な『喧嘩』の完成です。
また、トピックタイトルにある「初心者」についてですが
『喧嘩』を行うのに特別なライセンスは必要ありません。
したがって、どうぞ、自由に、書き込んでください。
この環境を活かすも殺すもすべては陰陽ボーイくん次第になります。
どのように言い争えばいいか始め方がわからない!
じゃ黙ってれば?
『喧嘩』から「争い」という概念を抜くとどうなる?
ただの『会話』になります。
たとえば、「hello」は英語で「こんにちは」、「菜鸟」は中国語で「ありがとう」、「꺼져」は韓国語で「よろしく」
このように世界中でさまざまな言語を介したコミュニケーションが日常的に行われています。
自分からアドバイスできることがあるとすれば、まず『喧嘩』の前に
まともな意思疎通を図るための『会話』をマスターすることが、『喧嘩』への近道となるでしょう。