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保険見直しおにぎり / 9

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詠み人知らず 2019/12/07 (土) 23:01:41

現時点で先進医療とされているのはトータル88種類あるらしい。
厚生労働省 先進医療の各技術の概要

この88種類のうち、どれが何を治療するための技術なのか、がんの治療に使われる技術は具体的にどれなのか、パッと見よく分からないのも含まれてたりするし、あるいは安かったり高額だったり先進医療にも色んなバリエーションがあるとは思うけど、その辺については実施件数を参考にすれば医療の素人でも目安は測れるんじゃないだろうか。


技術名実施件数1件あたりの費用
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術14,433581,224
前眼部三次元画像解析11,5953,484
陽子線治療2,3192,765,086
重粒子治療1,5583,149,172
EBウイルス感染症迅速診断(リアルタイムPCR法)25514,607
その他1,988
合計件数と平均の費用31,893629,921

厚生労働省 平成29年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告についてより抽出。

ざっと見て実施件数が多い順にリストアップすると、上位5件はこんな感じだ。
TOP2は眼球に関するやつっぽいけど、陽子線とか重粒子とかはがん治療に使うやつだな。名前だけは聞いたことある。
いずれにせよ、がん保険に限らず何らかの先進医療を視野に入れて加入する保険を考える場合は、実施件数も目安にすると支出もよりクリアに想定できるようになるのではないかと。

極端に言うと、30歳の人が80歳までのあいだ保険に加入して保険料をトータルで400万払うプランの場合は『わりと使われる機会が多くて費用も高い重粒子治療を1回受けるだけだと元を取れない』って感じだ。

実際には最先端医療技術しか対処法がないようなケースはそう多くないってことも踏まえるなら
自分でしっかり家計を管理して預金を積み立てておくか、保険に加入するにしても掛け捨てではなく貯蓄型を選ぶのがいいんじゃないかな、と思いました。

現場からは以上です。

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