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保険見直しおにぎり / 44

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へっぽこ丸 2019/12/15 (日) 00:52:33

それらを計算したうえでプランを立てると言っています。

どのような計算をするのか考えてからお返事くださいね。

計算しなくていいとか意味が分かりません。

意味が分かってからお返事くださいね。

 現状、日本は長きに渡ったデフレから脱却し、仰る通りアベノミクスによる大胆な日銀の金融政策でインフレに転じました。さすが安倍ちゃん!やったぜニッポン!これでもう大丈夫だと国民は思ったことでしょう。ところがどっこい、景気は果たして本当に良くなっているのか?ここには大きな落とし穴が潜んでいます。

 そもそも、何故緩やかなインフレが良しとされているのでしょうか。自分の持っているお金の価値が下がっていくなんて普通に考えたらたまったもんじゃありませんよね?
 結論から申し上げましょう。緩やかなインフレが良しとされているのは、あくまでも国民の賃金や金利が上がっている場合の話です。銀行にお金を預けていれば増えていくし、お給料も沢山貰える。時間にもお金にも余裕ができたから、お買い物をしよう。お買い物をすれば需要が高まり、物価は高くなります。物価が高くなって物がたくさん売れれば、企業が儲かって、労働者の賃金が上がります。企業が儲かっていれば出資も増えて金利も上がります。このような景気の良いインフレ状態が緩やかに続いていくことが、現代の経済では良しとされているのです。

 それでは、今の日本の実情はどうなっているでしょうか。インフレによって物価は高くなっている…しかし…

実質賃金、順調に下がってます(笑)

預金の金利、限りなくゼロに近いです(核爆)

 実質賃金はあくまで平均値なので、失業率が下がっている分、実質賃金も下がってしまうのはやむを得ないですが、日本の景気が良くなっているとはまだ到底言えないのが現状です。ここからが正念場。物価は上がっているのにも関わらず、賃金はあがっていないし、銀行に預けてもお金は増えない。このような状況に立たされたら国民はどうなるでしょう?当然、物を買わなくなりますよね。物を買わなければ企業は儲かりません。労働者のお給料は減っていきます。企業が儲からないと、出資も減って金利も下がります。それでも物は売っていかなくちゃいけないから、物価は下がります。はい、デフレですwこのような落とし穴が、今の見てくれだけのインフレには潜んでいるのです。

 ただ、れれれのように未来に明るい展望を国民の皆が持つことで、良い商品をたくさん買って、効率よく働くことがいちばんです。自分だって、緩やかなインフレが続くことを望んでいます。ま、何度も言いますがそんな保証はどこにもないんですけどね。

 さて、それでは緩やかなインフレが続いた場合の話もしておきましょう。先にも言ったとおり、インフレに伴って景気も良くなっていれば、預金の金利も上がります。銀行に預けておけば、インフレによってお金の価値が下がった分、しっかり増えてくれるんです。給料もあがるんです。貯蓄性の高い保険商品も復活するのです。
 だからこそ、そもそもの話に戻ると、「そのお金!将来価値がなくなるかもしれませんよ!」と言われて焦って少額投資を始めるのは危険だと言っているのです。お財布事情が芳しくないときに、更に自分を追い込んでしまえば元も子もありません。まさしく「急がば回れ」な状況ですよね。何度でも言います。「預金だけじゃ危険!」の謳い文句にくれぐれも騙されないでください。最近はインターネット記事でもこのような文言が溢れています。すべてが間違っているわけではありませんが、投資サイトのリンクを踏ませてアフィリエイトで儲けるのが目的です。意図的に重要な説明を省いて誘導しています。普段から自分の懐具合と相談しながら、冷静な判断を心がけましょう。

 伸び悩むインフレに国が業を煮やして金融政策に躍起になるあまり、ハイパーインフレに陥るかもしれないし、れれれの言う通り緩やかなインフレが続くかもしれない。はたまた、世界的な大不況に再び陥る可能性もある。経済の今後の見通しは、エコノミストでも意見が真っ二つに分かれることがままあります。

 そこで我らいち国民ができることは、この先どうなるかも分からない世界経済の動向に左右されて手に余るリスクをとることではありません。自分、そして大切な家族たちに焦点を当てて、健康で文化的な最低限度の生活を送れるように、備えておくことなのです。

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