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「インフルエンザA型ですね。典型的な症状が見受けられます。」
「すみません、典型的な症状とは、どのようなものでしょうか?」
「え?そのままの意味ですけど?」
「ソウデスカアリガトウゴザイマシタ。」
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そのままの意味って便利な言葉ですよね。私もよく使ってしまいます。
さて、本件に関しましては、次のような意見を提出したいと思います。
我々患者の持つ知識は、大抵の場合、専門医の持つ知識に劣ります。果たして、専門医の考えるインフルエンザA型の典型的な症状が何たるかを、我々は本当に理解しているのでしょうか?
相手側にそのモノの性質を尋ねる際に、我々は"(それは)どういうモノか"という文言を使います。"どういう"という表現が疑問形容詞の役割を表しているからです。
我々は「林檎とはどういうものか?」と問われた際、「基本的には赤くて丸い果実だよ。」と"リンゴの特徴"を説明をすれば十分ですが、「バラ科リンゴ属の落葉高木樹。またはその果実を指すよ。」と、その言葉の意味(内包的定義)を説明する必要までは存在しないはずです。このように、我々は「どういう」という表現だけでは、その言葉の意味まで拡大しなくても良いということなのです。
もちろん、意味を説明することは、十分に疑問形容詞の役割を全うしているのです。然しながら、意味の説明に囚われ、本来できたはずの説明を怠る事は、意思疎通を行う上での意識が低いと指摘します。
意思疎通を行うという目的から言えば、あなたは例文の医者と同様、その物事の性質を少しでも説明するべきでした。
医者は「インフルエンザA型は、高熱が出たり、体の節々が痛くなる等の症状が見受けられるんですよ。」と、"インフルエンザA型の典型的な症状"を少しでも説明して、相手とのコミュニケーションを図ることは十分に可能でした。
あなたも「あなたの思う典型的なモブLINE民の性質」を少しでも説明して、私の疑問に答えようとコミュニケーションを図ることは十分に可能でした。
まるで脳みそが焼け焦げたかのように「そのままの意味だけど?おかしいとこあった?ん?(勝ち誇った顔)」と返すことは、何を意図したものだったのでしょう。是非説明を伺ってみたいものですね。
最後になりますが、私はあなたのようなバカが反吐が出る程に嫌いです。この評価が覆るような反論をよこしてこない限り、金輪際私の前に現れるのはやめて頂きたい。わかったのか?あん?