黒人差別については歴史で習う程度のことしか知らないので、あまり大きくはいえないんですけど
日本だって、西成出身って言うと「あいりん(笑)」ってバカにされますよ。
大阪都構想が話題になった時だって、「西成区と合併されるのは嫌だ」っていう意見を見たこともあります。
西成出身のセンパイが嘆いてました。
ただまあ、オーバーリアクションっていうのもわからなくない気もします。
だけど、それくらいしないと(それくらいしても)、黒人差別っていうのはなくならないんじゃないかなって思ったりもします。
昨今の誹謗中傷による自殺の問題もそうですけど、大袈裟と思うくらい問題にしないと、まともに取り合ってもらえない世の中なんじゃないかなって個人的に感じるのです。
たとえば、誹謗中傷なんていうのは何も今に始まったわけではなく、何十年とインターネット上でやり合われ続けたものだし
この間までのわたしたちのように、そういうやり取りを遊びのように捉える人だっていたわけです。
その中で、何人の人が傷付いて、インターネットをやめたり自殺したりしたのか、もはや想像にかたくないと思います。
ただ、今までそれを主張しても、笑ってはぐらかされ続けてきたわけです。
黒人差別問題のように、大きな声で主張し続けてもなお、いまだその差別はなくならない。
残念でしかたありません。
その一方で、ただ単に叩きたい人もいるでしょう。
twitterを見てると、特にそう感じます。
ただ、そういう人たちは、どっちが正しいのか判断した上で叩いてるものだと思うので、むしろ貴重な味方にもなるんじゃないかなって思います。
要するに、悪いイメージというよりも、未だにそういう差別がなくなってないことを、あらためて世に広めるきっかけになったんじゃないでしょうか。
最後に、黒人差別といじめ問題を安易に同じもののように捉えるのはおかしいかもしれないですが
日本人のいちネット民としては同じもののように思えるので、一緒にして考えてみました。
いつか、差別やいじめがない世の中がきたらいいなって思います。