エメリア・フィーネ/ビーシュマ
2020/04/28 (火) 00:08:53
>> 148
「あー……一応誤解ないように言うけど、好きで集めてる訳じゃないからね!?
先祖代々続けられてきたからやめるのやめられないだけ……迷惑な話だよね。
こっちは見たくもない死に様を見せつけられ続けるし、行きたくもない修羅場に放り込まれるし……!」
でも、と彼女は続ける
「だからこそ、死がなくなったこの世界には感謝してる。もう見ないでいい悲劇は生まれないんだから」
「魔術師から足を洗えたことのほうがでかいんじゃないか?」
「そ、そうだけど!あ、でも死には詳しいよ? いろいろ語り合おっか!」
>> 150
そう話そうとして、刀根の言葉が少し刺さった。
不本意とはいえ、最終的に死の蒐集という道を選んだのは彼女だ。
その結果、最悪の災厄を逃したのも、また──────
「ご、ごめんね…怖がらせるつもりは無かったんだけど」
彼女はその責任を負うつもりでいる。だからこそ世界中を渡り歩く。
故に
「まぁ大丈夫よ! もしそいつら…ルナティクスっていうらしいけど、いたらすぐ連絡して!
秒で駆けつけるから! 私とビーシュマが! 一網打尽にしてやるから!
だから、ええ、安心して安眠なさい!お姉さんが常についていると思いなさい!
寝不足はお肌に敵だからね!」
故に彼女は胸を張り己を鼓舞する。本来ならば背負わなくても良い業を彼女は背負う。
何故か。それが彼女の決めた道だからだ。己の道は曲げず、違わず、進み続ける。
不本意でも自分が選んだ道の責任は果たす。故に彼女は宣言する
「私に任せなさい!いつでも守ってあげるから!」
/すいません一足先に離脱します!お疲れ様でした!楽しかったです!
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