アレクサンドル・スヴォーロフ
2019/12/13 (金) 22:57:36
>> 17
「なるほど、貴殿は人間の業が生み出した怪物であったか!いやはやこれはなんとも…実に惨たらしい姿であるな。ならば我輩も全力で貴殿と打ち合おう!」
スヴォーロフは手に持っていた酒瓶を投げ捨て、ライフル銃の銃床を地面へ向かってコツンと音を立てて当てる。
「凱旋の準備を始めようではないか!」
それに呼応するようにスヴォーロフを中心に無数のライフル銃が召喚される。
召喚されたライフル銃はどれも銃剣が付いており、銃口は全て空へと向けられている。
「これこそ我が戦術の真骨頂!これより行うは我がロシア帝国軍の先鋭部隊による蹂躙!我が戦術の前に敵はなし、これが不敗の戦いである!」
>> 18
「流石にそれほどの深手では貴殿だけでは心もとないであろう!我輩も付き合おうではないか!」
両面宿儺のあまりに肥大化したその姿を見てもそうだが、ロスタムのあまりにも眩いほどの英雄の姿に、思わず自身の内なる衝動が刺激される。英雄としての本能とでも言うべき衝動。
そのような衝動に自身も刺激され、スヴォーロフの宝具を発動させる。
「人の業が生み出した存在、悪性が生み出した怪物。それを退治しようとするとはまさに英雄的行為であるな、フハハハハハハ!」
今、召喚された無数のライフル銃は両面宿儺へと向けられた。乱れ一つ無く横並びに整列された姿は、訓練された兵士の姿を幻視するほどであった。
「『
号令とともに、全てのライフル銃は発砲され、そのまま一直線に目標へと一直線に突撃する────────
/時間かかって申し訳ない!
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