伝言板

D&D5eあヴぇるぬす…用伝言板 / 26

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【あらすじ】
 一行はエルタレルに上陸し、避難所ともなっている高城へと向かった。
かつて別れたマミー(昔のエルタレル賢者のアンデッド)が暖かく出迎えてくれる。
そして、レイヴンガード大公、レイア・マントルモーン、侍祭フィリアなどの懐かしき面々と顔を合わせた。
天使となったザリエル—―かつてのオルガ—―の姿を見、驚き救済の喜びに腰を抜かすフィリア。
レイアはザリエルの姿を見て「ついに行くところまで行ってしまった」と頭痛を訴える。
(幻月「中身は変わってないでござる」 レイア「自分の事をザリエルだなんて言う奴が他にいないのは確かね」)
ただ一人レイヴンガード大公は落ち着き払ったまま、一行の帰還を喜び、労うのだった。

 高城は一行が探索行に旅立ってからというもの、襲撃の頻度が段々と減少してきており、防御に問題はなかったとの事だった。
(リック「確かにここまでの道中に出くわした連中も斬って捨てるレベルだったな」)
おそらくは、エルタレルがステュクス河へと引きずり降ろされる時が目前に迫ったため、悪魔たちは大挙していったのだろう。
バルンガ:「いろいろあったが、後は悪に堕ちたアーチデヴィル・ザリエルを倒せばエルタレルは安泰だ」
ザリエル:「皆さんはザリエルが必ず地上にお返しします」
レイヴンガード卿:「そうか…!」
と一行の報告を受け、レイヴンガード大公は大きく頷いた。
そして、その間エルタレルを護って欲しい、という一行の言葉を、レイヴンガード大公は快く引き受けたのであった。

ザリエル:「…叶うならばヘルライダーの敗走から続くエルタレルの歴史全てを記憶に留めていてください」
ザリエルは、自らに纏わる罪と悲劇を全て記すよう、地上に帰還する人々へと思いを託す。
ザリエル:「レイア…エルタレルをよろしくお願いします…ともにヘルライダーとして!」
レイア:「………んん? ………???」
レイア:「ね、ねえ…あの…ちょっとまって」
レイア・マントルモーンは、オルガがザリエルと化したことにより、
自らが最後のヘルライダーとして、再びザリエルを戦いの場に送り出す事になってしまう事実に焦りを覚えた。
レイア:「これオルガ…ザリエルの流れとしてもダメな奴じゃないかしら?」
ラスティ:「後世の判断となると…てやつですね」
どうしたものか、と悩むが、リックが「バルンガという勇者をヘルライダーとしてしまえばいい」と発言したことによって、
レイア:「今ならあなたが副騎士団長よ」
バルンガ:「はっはっは、これは素晴らしい。名誉に思う」
そういうことになった。
(サフィール「ここに伝説の騎士団、ヘルライダーズは復活を遂げたのであった!」)

 レイヴンガード大公も、この流れに乗り『燃える拳団』の長として、リックに出撃を命じる。
そして、自らの片腕として働いていた幻月にも「命じはしない、お前ならやってくれるだろう」と目配せをして期待を託したのであった。

 一行は、高城を後にし、この戦いが終われば、地上で食事でもしようじゃないか、と話し合う。
決戦の時は間近である。

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