日本語ボランティア募集

県南地域の活動の広がり / 3

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飯野様に問いかけていただいて考えてみました。
今日世界のグローバル化はますます進んでいます。それに伴うメリットもデメリットもありますが、地域に生活するわたくしたちも地球規模での課題を抱える事態に至っており、地球市民としての発想で物事の解決を模索しなければならない事態に直面していると言えましょう。
文化庁では「生活者としての外国人」への支援体制の構築を援助する方策をいろいろ講じております。その一つに、「地域日本語教育コーディネーター研修」があります。毎年開かれる日本語教育大会の基調報告でも常に紹介されている所です。国の関係各機関も、縦割り行政の弊害を克服すべく、省庁横断的な取り組みも始まっております。
地域日本語教育には空白地域があります。全国の自治体の3分の1にしか、外国人が日本語を学ぶ機会と場所が設けられていません。この現状を、あらゆる方法を講じて、打破することが、地域日本語教育コーディネーターの仕事です。
 地域日本語教育コーディネーター研修で取り上げる課題は、「コーディネーターに求められる5つの役割」を基に、地域における「生活者としての外国人」を支援する体制を構築に寄与する人材の育成を図っています。従って、経験も人脈も交渉力も必要ですので、地域日本語教育に携わった3年以上の経験を持ち、地方公共団体(自治体)、国際交流協会、社会福祉協議会の推薦を得られる者という条件があります。
課題【①多文化共生社会の基盤作り,②外国人の社会参加,③支援者の活動ステージ】
役割【①現状把握,課題設定,②ファシリテーション,③連携,④リソースの把握・活用,
⑤方法の開発】を構想の骨格として現状把握とリソースを組み合わせて活用し、打開策を見出す活動をします。
日本語のカリキュラム内容をコーディネートする仕事ではありません。いわば学習・交流・相談などの環境整備に尽力することでしょうか。文化庁のHPに登録して活動しています。
実践事例は、2019年の7月の茨城県国際交流協会主催の国際交流協力ネットワーク会議での事例発表が行われた「つくばみらい市」の日本語教室(日本語ひろば)の創設で助力しました。

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