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ブラジル人学校をあらためて知りました。

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特定非営利活動法人
多文化共生リソースセンター東海    土井佳彦
「ブラジル人学校の現状を知るシンポジウム」参加
文化庁採択事業(2022~2023)
地域日本語教育への取り組み「授業の工夫と教材の開発」
ブラジル人学校における日本語教育のありかた
1) 山家やすえ
「エスコーラ ネクター」愛知県豊田市のブラジル人学校(30年:小規模)
  クレオニセ校長            生徒数   25名
  ・4学期制(2~4)(5~7)(8~10)(11~12卒業~1)
  ・1996設立 2001ブラジル教育省認可校
  ・学費で運営している(補助金なし)
  ・小(N5)中(N4)高(N3~2)既卒(N2大学進学指導)
  ・帰国してブラジルの大学に進学するケースが多い。
  ・今後、日本の大学進学を可能にし、就職、定住の希望に対応する。

2) 川瀬  事務局長
「ヒロ学園」岐阜県大垣市       生徒数  185名
・小中学校で、心に傷を負った生徒の編入が多い。
・日本語に興味がない。母語で友達と話して、心が開かれたケ-スがある。
・日本語を身につけると、人生の選択肢が増えることを知らせる。
・工場労働者が前提と思っている若者が多い。

共通の課題
中学校への編入が多い。
1) 進路のことで高校から大学を目指す。
2) 学校生活に悩み、ポルトガル語での教育を望む。
3) ブラジルの大学を目指す。
4) 日本での進学を考えると日本語が必要。
5) 教育は人生の設計につながり、人権思想に裏付けられた心の支えになる教育内容である必要がある。

3) NPOとしての日本語教育
「キャリア形成に向けた日本語教育の普及プロジェクト」
有資格者の日本語授業  104時間
愛知県には「多文化共生推進室」がある。・・・・連携した事業展開ができる。
シンポジウムの開催有り難うございました。大変有意義でした。エスコーラ ネクターの歴史が30年もあり、しかし、自費で運営し、生徒数も少ないことに驚きました。この驚きはわたくしの視野の狭さにも起因しています。守谷市に住んでいますが、隣の常総市には、ブラジル人が大勢暮らしています。10年前には、すでにブラジル人学校の開設があったことを思い出しました。鬼怒川の決壊の時も支援ボランティアを陰ながらしていましたが、その後はスピーチコンテストで、ブラジル人学校の高校生が参加されることを頼もしく思っていた程度の認識だったのです。近くにありながら、コンタクトを取っていませんでした。常総市には夜間中学校も開設されました。自分のことに手いっぱいで連携や支援の発想がありませんでした。今回学びなおしました。
有り難うございます。軽お初されました。

守谷市国際交流協会(MIFA) 日本語講座委員会
作成: 2023/03/31 (金) 19:22:27
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