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国際交流基金(JF)日本語パートナーズ派遣事業:ラオス短期派遣の帰国報告会に参加しました。

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国際交流基金(JF)日本語パートナーズ派遣事業:ラオス短期派遣の帰国報告会

2023年3月16日(木)県立守谷高校・1年生を聴衆として報告会が開催されました。
国際交流基金(JF)の主催で行われたもので、日本語パートナーズ派遣事業の内、ラオス短期派遣事業の帰国報告会でした。高校生にはJFの活動の概要説明のリーフレットが配布されました。
良かった点
守谷高校生という若い世代に聴衆が限定されていた。
18才での選挙権の講師が可能となった時代の選択であった。
高校生は、未来志向の可能性を秘めた存在である。
若者の能力を過小評価してはならない。

質問に「何語で話せばいいのでしょうか。日本語で話しかけてもいいのでしょうか。」外国の方と話すことが多くない、未経験な若者にとっては自然な質問です。しかし、実はこれはすぐれて本質的な問題に切り込んだ質問であると言えます。
そうです。「言語権の保障と多文化共生の可能性を探る」問題意識の萌芽と言えるのです。この質問に適切に答えられたかといえば、否です。多くの外国人は、英語は40パーセントの人しか使えない現状です。これは一般的なボランティア希望者に答える回答です。地域日本語教育のボランティアに関わって、外国の方と一緒に日本語を学んでいると、体験的にわかる割合なのです。日本の青少年も、今では小中学校から学んでいる英語会話で、「自分の言いたいことや求められた内容」を説明できると自覚している人は多くはないでしょう。その状況を割合で言えば、それと同じような割合だと思われます。
「言語権の保障という人権問題」に踏み込まなければ生徒は育ちません。守谷市の在留外国人の数はおよそ1300人です。こうした状況下では、多言語の保障と日本語支援活動が必要です。守谷市では、できているのでしょうか。茨城県の国際交流協会では、法律相談などには約10言語への対応をしています。
 次に2つのエピソードを話したいと思います。
1) スウェーデンの方と結婚した女性の話です。アキラ君というお子さんを育てているのですが、日本語とスウェーデン語で接していますが、心から本当にわかってほしいことを伝えたいときは、どうしても「日本語」(彼女の母語)になってしまうというのです。
2) 名古屋出入国管理局で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんのことです。
ウィシュマさんが、「死ぬ。早く救急車を呼んで」と絞り出すように言うと、看守は「死なないで。大丈夫」と返したそうです。その時ウィシュマさんは「アネー、病院持っていって。お願いします。」と繰り返したが、看守は取り合わなかった。その後、ウィシュマさんは動かなくなりなくなりました。この時の「アネー」は命乞いのような哀願する時のシンハラ語だということです。
以上のことで、日本に来ていて日本語で話していても本当に困ったり、命にかかわるような時には母語が出てしまうのです。私たちが理解しておくべきことの一つは、その方の母語での対応も必要だということです。
このことから言語権の保障ということは、母語の保障と日本語の支援という2つが言語保障という車の両輪だと考えたいと思います。この視点を持って、近所の外国の方には日本語で話しかけていいのです。日本では、もし、片言であっても「日本語が共通語」なのです。思い切って話しかけると、いろいろな反応が返ってきます。そこから、日本語の会話になったり、英語で意思疎通できたり、複数の方がいれば、スペイン語や中国語、ヒンディー語、ベトナム語とさまざまな言語での会話の輪が広がります。自然でいいと思います。人と人との、心が通い、尊敬と信頼があるコミュニケーションであれば成り立つのではないでしょうか。
地域日本語教育コーディネーターの立場から

守谷市国際交流協会(MIFA) 日本語講座委員会
作成: 2023/04/05 (水) 20:34:42
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