フライトコーチのサイトにあるマップページです。
The Map
そこにある「FCMap link」から、フライトコーチに登録されている全世界のRC飛行場を見る事ができます。
フライトコーチのプロッターは、ここに登録してなくても使えますが、一度登録しておけば、他の人が使う時もその情報を利用できるので便利です。
地図を見てみると、オーストラリアが多いです。
フライトコーチ開発者のお膝元だからでしょうか。
それに比べ、イギリスは、開発メンバーがいたりフライトコーチの普及活動も進んでいるのに、登録数は多くありません。
他のヨーロッパ諸国も似た様な感じで、ドイツなどはゼロです。
飛行場登録には、恐らく国ごとに様々な事情があるのでしょう。
日本も今の所、限られた場所のみとなっているのが、ちょっと淋しいところです。
現在は、半導体不足の影響などもあって、フライトコーチ用の機器を手に入れるのが大変な時でもありますが、いずれそれも解消されて行く事と思っています。
一例としてクロス飛行場の場合
東海地区の登録数に変わりはありませんが、フライトコーチに関係する飛行場がフライトコーチ取扱説明書に載っています。


この中で東海クラブ飛行場では、フライトコーチを使い始めた当初エラーが多発していた様です。(現在については不明)

その原因については当時色々考察されていましたが、今になって改めてストリートビューで行ってみると「地形」の影響が大きい様にも感じられます。
パイロット位置が堤防のすぐ下にあるので、この付近で電源を入れたのでは衛星捕捉が十分に出来なかったのかもしれません。
現時点での登録飛行場。



ヨーロッパやアメリカで増加しています。
日本は微増していますが、F3A人口の割にはまだまだの感じです。
ここに登録していなくてもフライトコーチのプロッターは使えますが、一度登録しておけば、他の人が使う時やキャッシュクリアした後でも自動的に飛行場が出てきます。
登録はSite Formにメールを送るだけで簡単にできます。
関東でも増えて来ました。

https://flightcoach.org/fcmap/fcmap.html
最新版を見るのは、ブラウザのキャッシュをクリアしてからの再読み込みが必要です。
既に全世界で200数十ヶ所が登録済み。
FCユニットの数としては7~800台の予想数だそうです。
北陸で初めての登録がありました。

現在の関東地区です。

現在の東海地区。

実際の使用数はもっと多いはずです。
リンク集にもあるSite Formを使えば、簡単に飛行場の登録申請ができます。
新しく始める人のためにも、是非登録を。
MBP JAPAN飛行場はセンターラインが変更されたので、新たにMBP2として登録してもらいました。

これを使用するには、ブラウザのキャッシュをクリアしてから、プロッターやFCマップを再読み込みする必要があります。
現在の東海地区。

少し増えました。
現在の岐阜や愛知の状況。

現在の北米。


フロリダだけでもかなりの数になります。
「Kurobe NKRC」の登録がありましたが、センターの緯度経度が間違っていますね。


「Tonami TFC」が登録されました。


ただ、センターの角度に少しズレがある様です。
センターの位置は角度が重要なので、パイロット位置からなるべく離れた所に設定すると良いでしょう。
何百メートル離れていても大丈夫です。
フライトエリアの確認方法は、カスタムサイトにあります。
実際にはFCMapの右上にあるボタンをクリックして始めます。
「Kurobe NKRC」の修正が完了していました。

「Tonami TFC」も修正が完了していました。

最近、福井県で登録がありました。

パイロット位置とセンター位置を設定する時に使うツールがリリースされたようです
利用者から要望があったのでしょうか
https://github.com/arniemansell/fcbe
これから、飛行場登録しようとする時は 便利かもしれません
現在の中部地方

現在の登録飛行場。



登録していなくてもフライトコーチは使えるので、実際にはもっと多くの人たちが体験しています。
現在の関東地区の状況

トピック衛星チェック&ミッションプランナーで衛星捕捉数確認のコメント13に記載しましたが、
滑走路の形状やフライトエリアの景色によって演技面が曲がってしまう事があります。
フライトコーチの様な機材を使ってこれを確認しないと、間違った癖が身についてしまいます。
↓これはホームグランドの例で、右側の竹藪が距離感を狂わせます。

↓この場所に行った事は無いですが、竹藪があったり滑走路が川に対して斜めになっているのが影響しそうです。

↓こちらは堤防が湾曲している例。


相当意識していないと堤防上を飛行してしまいそうです。
正式な競技会となれば150mコース上に演技区域を示す標柱が必要になります。
演技はこの標柱の真上で行うのが理想なので練習段階でも標柱が欲しいですが、現実は中々そうもいきません。
そんなことからもフライトコーチによるチェックは必要です。
現在の東アジア地域の状況。

スペインの現状。

舗装された滑走路が多いです。
現在、35カ国で330の登録サイトだそうです。

現在の日本の状況。

現在の登録サイトは、36カ国、336箇所になっているそうです。



日本でも若干サイトは増えていますが、フライトコーチの利用が一番多いのは日本とのこと。
サイトを登録しなくても使えるので、個人的に使っている人が増えているのでしょうね。
フライトコーチはもちろんコンテスト目的でも有効ですが、パターンフライトそのものの楽しみ方が変わる道具だと思っています。
ヨーロッパ↓
日本↓
関東で変化が↓