仏教のお話

Rの会:方便品第二(後半) / 20

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ダルマ太郎 2024/05/06 (月) 15:34:38

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人・天の開会-5
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経)
 もし人 散乱の心に
 乃至 一華を以て
 画像に供養せし
 漸く無数の仏を見たてまつりき
 或は 人あって礼拝し
 或は また ただ合掌し
 乃至 一手を挙げ
 或は また少し頭を低れて
 これを以て像に供養せし
 漸く無量の仏を見たてまつり
 自ら無上道を成じて
 広く無数の衆を度し
 無余涅槃に入ること
 薪尽きて火の滅ゆるが如くなりき

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太郎訳)
 もしある人が
 心が定まっておらず乱れていても
 一本の花を仏画に供養したならば
 無数の諸仏に出会うことができました
 または ある人が仏塔を礼拝し
 または ただ合掌し
 または 片手を挙げ
 または 少し頭を下げて供養した者は
 無数の諸仏に出会うことができて
 自らが成仏し 広く無数の人々を救い
 真の涅槃に入る様子は
 薪がなくなって 火が消え絶えたようでした

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人・天の開会-5
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