そこに出現した宝塔は、金・銀・瑠璃・碼碯などの七種の宝玉でできている荘厳なる塔です。
なぜ七種なのか。
それは、「南無妙法蓮華経」だからです。
その宝塔は宙に浮いて止まります。そこから虚空絵の儀式が始まるのですが、
「虚空とは蓮華なり、経とは大地なり、妙法は天なり、虚空とは中なり、一切衆生の内・菩薩・蓮華に座するなり、此れを妙法蓮華経と説かれたり」
と日蓮大聖人は申されております。三界が一つになった世界観がこのようなシチュエーションで描かれております。
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