法介
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2023/09/05 (火) 06:18:22
中村先生は仏教学会の権威ですからその影響力は大きく、ウィキペディアの「中観派」の解説ページでも以下のような先生のあやまった仏教観があたかも真実かのように紹介されております。
https://ja.wikipedia.org/wiki/中観派#:~:text=中観派(ちゅうが,基本典籍とする学派。
その解釈(天台の三諦説の事)がナーガールジュナの原意を得ているかどうかについて、中村元は『中論』の原文とチャンドラキールティの註釈などを用いて検討し[23]、結論としては、インドの緒註釈によってこの『中論』第24章第18詩の原意を探るならば、この詩句は縁起・空・仮名・中道という4つの概念が同趣意のものであるということを説いたにほかならず、天台宗や三論宗が後世の中国で説いたように「空をさらに空じた境地に中道が現れる」と考えたのではなかったことが明らかであるとしている[24]。
龍樹は『中論』の中で明らかに三諦を説いております。
中村先生が学者(客観思考)なるがゆえに、それを読み取れていなかっただけの事です。その中村先生のあやまった仏教観は今日の仏教学会では度々指摘されるところとなってきておりますが、そこのところをご存知でない方々の為に少々お話しておきます。
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