法介の『ゆゆしき世界』

間違いだらけの仏教の常識 / 20

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法介 2023/09/04 (月) 07:17:51 修正

色界に入る為に行う色界禅定の四禅と、色界として存在する四禅天の違いが解かるとある重大な事に気がつきます。

それが何かと申しますと色界禅定でまず色界に入ります。そして無色界禅定で無色界へ向かうのが「九次第定」なのですが、この無色界禅定がどの空間で行われるかといった問題です。

定説ですとウィキペディアの解説にあります通り、
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https://ja.wikipedia.org/wiki/無色界

空無辺処
無色界の第1天。定を抑える一切の想を滅し、虚空(Ākāśā;何もない)に果てがない(無辺; anattā)であると思惟する定。
識無辺処
無色界の第2天。識(ヴィニャーナ)に果てがない(無辺)であると思惟する定。
無所有処
無色界の第3天。何物も無しと思惟する定。
非想非非想処
無色界の最高の天。非有想非無想処とも。何物も無しと思惟する定を超えて極めて昧劣な想のみが存在する定。有における天界の最上部であるため、有頂天とも呼ばれる。
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無色界禅定の第1禅で無色界の空無辺処に入り、第2禅で無色界の識無辺処第3禅で無色界の無所有処、最後に行う第4禅で非想非非想処へ入ると考えられております。

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