第1章https://zawazawa.jp/xyz/topic/7690 第2章https://zawazawa.jp/xyz/topic/8027
前作の第2章でロニーコールマンのへそがインスタ女子たちを食い尽くしてから数十分後、ロニーコールマンのへそは見つけた人間を少しずつ捕食していきながらゴロゴロと転がっていた。
ロニーコールマンのへそ「次ハドコニ行コウカナ……マア、ンマイゴ飯ガ、大量ニアル場所ナラドコデモイイガ……」
そう言ったロニーコールマンのへそ。特に次の目的地が決まっているわけではなく、獲物が多くいる場所ならばどこでも良いようだ。
その頃、前作の舞台であるテーマパークでは警察が大勢来て物々しい雰囲気となっていた。ロニーコールマンのへそに食べられたインスタ女子の1人が落としたスマートフォンを偶然通行人が発見し、画面にあったLINEの親に助けを求めるメッセージを見て警察に通報したのだ。
そして、テーマパークや前々作のファミレスでの行方不明者(もちろんロニーコールマンのへそに食べられた人たち)の家族からも警察に次々と電話があり、ついに1つの事件として警察は捜査し始めた。ロニーコールマンのへそはこの事を知る由もない。
しかし、まもなくして驚愕のニュースが報道された。今回の行方不明事件の捜査を指揮していた警察のトップや上の立場の数名が遺体で発見されたのだ。しかもその全員が警察署内で倒れており、かつ服はボロボロになり、無惨に全身を何十箇所も刺されていた。
現場には凶器などはもちろん、証拠となるようなものは何1つ無かった。警察署は混乱に陥っていた。既に国民全員に今回のことはニュースで知れ渡っているため、犯人もわからず証拠も何もないとなれば不安を倍増させてしまうことは間違いない。
そんな中、またしても驚愕のニュースが流れた。
なんと、有名政治家数人が続けざまに遺体で発見されたのだ。しかも警察のトップたちと全く同じやられ方で絶命していた。この大事件はテレビだけで無く、街中のスクリーンでもニュースとして報道された。
そして、現場近くでリポートしてる記者がいた。その様子がまさしく全国で放送されており、国民たちは不安そうな面持ちでテレビや街のスクリーンを見ていた。
その時だった。街のスクリーンを見ていた人達が放送画面の中に映る現場近くの異変に気づいた。
「ん?何で現場近くの人たちがあんなに悲鳴あげて逃げ回ってるんだ?」 「どれどれ?あ、ほんとだ」 「どうしたんだ?」 「おい、見ろよ……」 「え?」 「何だあれ……」 「何か丸いのがどんどん人間食ってるぞ!」
街のスクリーンに写っていたのは衝撃的な光景であった。丸い物体が現場近くの人間を次々と喰らっていくさまがデカデカと写し出されていた。
そしてこの丸い物体こそ、紛れもない。「ヤツ」(ロニーコールマンのへそ)である。いつの間にかマンションの4階建てほどもある大きさになっており、次々と人を飲み込んでいる。
ロニーコールマンのへそ「ンマイ!ゴチソウ、メッチャ食ベタ!ゲブゥウウア!ゲァ!ヴアアッ!」
そしていつものようにゲップをしまくっていた。発言からかなりの人数を平らげたと思われる。
この事態に映像の中で現場をリポートしていた記者も気づいたようだ。
記者「……え?」
ロニーコールマンのへそ「呑気ニ、現場ノ状況ナンカ、伝エヤガッテ、底抜ケノ馬鹿ナ奴ダw」グサッ!!
記者「ぶひへゃへあ!!」ブチャッ、ブシャアアアア!!!
しかし、記者が後ろを振り向いた時には遅かった。ロニーコールマンのへそはその瞬間に記者の背中に舌をぶっ刺した。記者の前方にはもちろんカメラがあるが、背中をぶっ刺された記者が吐血をしたためカメラのレンズに大量の血がかかり、スクリーンの映像でも画面に大量の血を吐いたかのようなモノになったのだ。
「ひ、ひええええええええ!!!」 「なんなんだよこのバケモン」 「うぎゃあああ!!!」 「うっ……おえええっ!」
スクリーンを見ていた人たちはあまりの惨劇に悲鳴をあげまくり、中には耐え難い映像を見たためか嘔吐している人もいた。
そして、直後スクリーンの映像の中でカメラが横転したようになり、断末魔が次々と聞こえた後、地面が見え真っ暗の画面になった。もちろん、カメラさん達もロニーコールマンのへそによって全て食べられたのであろう。
あまりにも絶望的な光景にスクリーンを見ていた人たちはへそが捕食していた現場で無いにもかかわらず逃げ出したり、腰を抜かしてボーッとしている者が多かった。
すると、真っ暗の映像が流れているスクリーンから、
ヴァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛オ゛オ゛ァ!!!!!
と、大きな音が聞こえた。これはもちろんロニーコールマンのへそのゲップである。現場ではなく、そこから中継をつないでいるだけのスクリーンからの音なのに、あまりの轟音のためかすぐそばのビルの窓ガラスが数枚割れた。
スクリーンを見ていた人たち「ひえぇっ……!」「な、なんだよもう」「世界はどうなるんだよ」「あのバケモンがこの街に来るのも時間の問題だ…もうおしまいだ……」
その頃、現場では人がすっかり消え、ロニーコールマンのへそが人のいなくなった道路の真ん中でくつろいでいた。先程よりもさらに大きくなっており、体長はゆうに20mは超えていそうだ。
ロニーコールマンのへそ「フゥ〜、相当食ッタガ、マダマダ、食イタリネエナ……」
ロニーコールマンのへそが呟いた、その時だった。
ヒューーーン………!!ズガァァアアン!!!!!ドゴッ!!ボォオンンン!!!!
なんと上空から無数の戦闘機、地上からはいつの間にか多くの戦車が到着しており、ロニーコールマンのへそへと一斉攻撃を開始したのであった。そう、この大惨事についに自衛隊による実力行使に至ったのだ。
ロニーコールマンのへそ「………」
ドガァァン!ヒュンヒュン、シュー…ボォオンンン!!ボォン!ドゴッ、バゴォォン!!!
自衛隊はロニーコールマンのへそ目掛けて延々と攻撃を続けた。そしていつの間にか辺り一面真っ白な煙で覆われて見えなくなるほどであった。
しばらくして、
自衛隊「撃ち方、やめ!!」
ようやく攻撃を止めた自衛隊、白い煙も薄まり、そこに見えてきたのはロニーコールマンのへそであった。全く動かず何も喋る様子もない。さすがにあれだけの攻撃を受けて、ロニーコールマンのへそも致命傷を負ってしまったのであろうか?
ロニーコールマンのへそ「……………」
自衛隊「油断するな!ヤツの動きに注視しておけ!!」
ロニーコールマンのへそは動かなくなったものの、自衛隊は再び攻撃出来るよう厳戒態勢のようだ。
しかし、動かなくなったのも束の間、ロニーコールマンのへそがブルブルと震え出したのだ。
自衛隊「おい、ヤツが動き出したぞ!!攻撃に備えろおぉ!!」
ロニーコールマンのへそ「ウ……ウゥ……」
自衛隊「何か喋っているぞ!!油断するな!!」
ロニーコールマンのへそ「………………ウンチ、シタイ……!」
自衛隊「えええ!!??」
なんと、ロニーコールマンのへそには自衛隊による数々の攻撃も全く効いていなかったのだ。それどころかおまけに、ウ○コがしたくて震えていたようだ。どうやら、身体のあちこちにミサイル等の攻撃を受けたことで内臓も刺激され、ウ○コがしたくなったものと思われる。
その光景に自衛隊たちは呆気にとられているようだ。
ロニーコールマンのへそ「……ウンチ、デソウ……!」
そんなことお構いなしにロニーコールマンのへそはウ○コが出そうだと呟いたと同時に、ギロリと戦闘機や戦車の方を向いて睨んで、こう言った。
ロニーコールマンのへそ「貴様ラ……俺ノ楽シイランチタイムヲ、ヨクモ邪魔シテクレタナ……」
ロニーコールマンのへそはお食事タイムを邪魔され、心底怒りに満ちているようだ。やはり、食べ物の恨みは恐ろしいということか。
ロニーコールマンのへそ「コレデモ、クラエ!!」コォォォ……!
ロニーコールマンのへそはそう言うと口とは反対側の穴を開けた。この時点のロニーコールマンのへその体長が既に20m以上なので、その穴ももちろんかなりの大きさである。
グオオオオ……!
ロニーコールマンのへその開いた穴からウ○コが姿を現した。直径は10m以上ある隕石のような形状だ。よく見るとウ○コの表面には大量の人間の頭蓋骨💀やスマートフォン、自撮り棒等が埋まっているのが確認出来る。おそらく前作のテーマパークで食べたインスタ女子たちのモノである。
自衛隊「怪物め…何か出すつもりだぞ!!迎え撃て!!」
自衛隊はロニーコールマンのへそがウ○コを発射しそうなのを見て、迎撃の準備を始める。
ロニーコールマンのへそ「遅イ!!」
ピカッ!!…ズドォォォォォォン!!!!!!!!
ロニーコールマンのへそから凄まじいフラッシュとともにまるで巨大な隕石のようなウ○コが発射されたと同時に無数の戦闘機や戦車は一瞬にして粉々に消し飛んだ。
メラメラメラ……
ロニーコールマンのへそが巨大なウ○コを発射した後は辺り一面焼け野原になっていた。ただウ○コを出しただけでこの威力である。恐るべしロニーコールマンのへそ。
ロニーコールマンのへそ「ハァ〜ッ、スッキリシタゼ!!サテ、次ノ場所ヘ向カウトスルカ…!」
ビュンッ!
何事も無かったかのような振る舞いのロニーコールマンのへそ。ウ○コが出てスッキリしたようだ。次の目的地へ向かうと言った言葉を残し、一瞬で何処かにテレポートしてしまった。
ロニーコールマンのへそのウ○コ攻撃によって自衛隊も一瞬で壊滅させられ、その光景をスクリーンで見ていた人達は絶望に打ちひしがれていた。
スクリーンを見ている人達「じ、自衛隊がやられたぞ……」「どうするんだよもうダメだ……」「誰かあのバケモン倒してくれる人とかいねえかな?」「人間は全員アイツに食われちまうのかよ!?」
その頃、ロニーコールマンのへそはテレポート先の目的地に到着したばかりであった。もちろん新たなる獲物を探すためだが、到着した直後ということもあり、周辺の景色を見たりして楽しんでいるようだ。
ロニーコールマンのへそ「ココモ、悪クナサソウダナ……」
ロニーコールマンのへそが今回の目的地に期待を寄せたその時…!!
???「大人しくしろ!!!」
サササッ!!
テレポートして次の目的地に到着したばかりのロニーコールマンのへその周りを機動隊が取り囲んだのだ。なんと、いつこの怪物が現れてもいいように各地で機動隊が配置されていたのだ。
ロニーコールマンのへそ「?……何ダ?オ前ラ?ソノ程度ノ武器ト人数デ俺ニダメージヲ与エラレルトデモ思ッテルノカ?笑ワセテクレルゼ!」
ロニーコールマンのへそは相変わらず余裕の表情だ。憎たらしいほどの余裕さだ。
ロニーコールマンのへそ「何ダヨ、来ネエノカ?ナラバ、コッチカラ行クゾ?マズハ、俺ノターンダ!」
ザザッ…!!
ロニーコールマンのへその攻撃に備え、機動隊がライオットシールドを構えた。
ロニーコールマンのへそ「行クゼ!!」
ロニーコールマンのへそはなかなか攻撃をしてこない機動隊に苛立ち、先に自分が攻撃すると言った。
ロニーコールマンのへそ「今更ヨォ、ソンナ盾構エタッテ遅エンダヨ…!」
グオオオオオッ…!!デロンッ!!ドゴォォン!!!
機動隊「ぐはあぁっ…!」「か、、はっ…!!」「ごふぉっ!」
そして、宣言通りロニーコールマンのへその攻撃が炸裂した。巨大な舌をデロンッ!と振り回し機動隊がいる地面に叩きつけたのだ。その衝撃で機動隊の人間達が悲鳴をあげながら上空へと吹き飛ばされていく。そして上空に飛ばされた機動隊達は次第に地面やコンクリートに落ちて叩きつけられ、動かなくなった。
ロニーコールマンのへそ「フン、モウ死ンダノカヨ!!弱エ奴ラガ俺様ニ挑ムナンザ大間違イナンダヨ!!!」
なんと機動隊は攻撃のチャンスすら与えられず倒されてしまったのだ。恐るべしロニーコールマンのへそ。
ロニーコールマンのへそ「マッタク……ドイツモコイツモ雑魚スギテ話ニナランナ、俺ハモット強エ奴ト戦イ、ソシテ倒シテ食イタイノダ!」
ロニーコールマンのへそは自分の目の前に現れる敵たちが揃いも揃って弱すぎて手応えを感じず、つまらないようだ。
ロニーコールマンのへそ「マアイイ、セッカクダカラ一応食ットクカ!」
そう言うとロニーコールマンのへそは絶命した機動隊達の元へ近づいた。
ロニーコールマンのへそ「弱エガ、機動隊トイウダケアッテ身体ハナカナカ鍛エテルヨウジャナイカ、美味ソウナ筋肉ヲシテイルナ………」ア〜〜〜〜〜〜ン!!!!!
咆哮とともに大きな口を開けた。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマァス!!!……デロンッ、ニュルッ!!ゴックン!!!……………………ゲブゥ゛アア゛ア゛オォォ!!!!」
そして、機動隊達を他の獲物と同じように一瞬で平らげてしまった。お決まりの下品なゲップも忘れずに。
ロニーコールマンのへそ「オオオオッ!?カナリ弱エガ、ヤハリ流石ハ鍛エテル奴ラダ、上質ナ肉デクッソンマイ!ソコイラノ人間共トハ違ウナ!!」
機動隊達はガタイがよく、良質の筋肉を持つのでロニーコールマンのへそもそこは認めているようだ。ただ、実際に強くなければ意味がないとの考えを持っているロニーコールマンのへそにとっては雑魚だったようだ。
ロニーコールマンのへそ「トリアエズ、腹ゴシラエノ足シニハナッタゼ!ソレニシテモココハ景色ガ綺麗ダ」
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前作の第2章でロニーコールマンのへそがインスタ女子たちを食い尽くしてから数十分後、ロニーコールマンのへそは見つけた人間を少しずつ捕食していきながらゴロゴロと転がっていた。
ロニーコールマンのへそ「次ハドコニ行コウカナ……マア、ンマイゴ飯ガ、大量ニアル場所ナラドコデモイイガ……」
そう言ったロニーコールマンのへそ。特に次の目的地が決まっているわけではなく、獲物が多くいる場所ならばどこでも良いようだ。
その頃、前作の舞台であるテーマパークでは警察が大勢来て物々しい雰囲気となっていた。ロニーコールマンのへそに食べられたインスタ女子の1人が落としたスマートフォンを偶然通行人が発見し、画面にあったLINEの親に助けを求めるメッセージを見て警察に通報したのだ。
そして、テーマパークや前々作のファミレスでの行方不明者(もちろんロニーコールマンのへそに食べられた人たち)の家族からも警察に次々と電話があり、ついに1つの事件として警察は捜査し始めた。ロニーコールマンのへそはこの事を知る由もない。
しかし、まもなくして驚愕のニュースが報道された。今回の行方不明事件の捜査を指揮していた警察のトップや上の立場の数名が遺体で発見されたのだ。しかもその全員が警察署内で倒れており、かつ服はボロボロになり、無惨に全身を何十箇所も刺されていた。
現場には凶器などはもちろん、証拠となるようなものは何1つ無かった。警察署は混乱に陥っていた。既に国民全員に今回のことはニュースで知れ渡っているため、犯人もわからず証拠も何もないとなれば不安を倍増させてしまうことは間違いない。
そんな中、またしても驚愕のニュースが流れた。
なんと、有名政治家数人が続けざまに遺体で発見されたのだ。しかも警察のトップたちと全く同じやられ方で絶命していた。この大事件はテレビだけで無く、街中のスクリーンでもニュースとして報道された。
そして、現場近くでリポートしてる記者がいた。その様子がまさしく全国で放送されており、国民たちは不安そうな面持ちでテレビや街のスクリーンを見ていた。
その時だった。街のスクリーンを見ていた人達が放送画面の中に映る現場近くの異変に気づいた。
「ん?何で現場近くの人たちがあんなに悲鳴あげて逃げ回ってるんだ?」
「どれどれ?あ、ほんとだ」
「どうしたんだ?」
「おい、見ろよ……」
「え?」
「何だあれ……」
「何か丸いのがどんどん人間食ってるぞ!」
街のスクリーンに写っていたのは衝撃的な光景であった。丸い物体が現場近くの人間を次々と喰らっていくさまがデカデカと写し出されていた。
そしてこの丸い物体こそ、紛れもない。「ヤツ」 である。いつの間にかマンションの4階建てほどもある大きさになっており、次々と人を飲み込んでいる。
ロニーコールマンのへそ「ンマイ!ゴチソウ、メッチャ食ベタ!ゲブゥウウア!ゲァ!ヴアアッ!」
そしていつものようにゲップをしまくっていた。発言からかなりの人数を平らげたと思われる。
この事態に映像の中で現場をリポートしていた記者も気づいたようだ。
記者「……え?」
ロニーコールマンのへそ「呑気ニ、現場ノ状況ナンカ、伝エヤガッテ、底抜ケノ馬鹿ナ奴ダw」グサッ!!
記者「ぶひへゃへあ!!」ブチャッ、ブシャアアアア!!!
しかし、記者が後ろを振り向いた時には遅かった。ロニーコールマンのへそはその瞬間に記者の背中に舌をぶっ刺した。記者の前方にはもちろんカメラがあるが、背中をぶっ刺された記者が吐血をしたためカメラのレンズに大量の血がかかり、スクリーンの映像でも画面に大量の血を吐いたかのようなモノになったのだ。
「ひ、ひええええええええ!!!」
「なんなんだよこのバケモン」
「うぎゃあああ!!!」
「うっ……おえええっ!」
スクリーンを見ていた人たちはあまりの惨劇に悲鳴をあげまくり、中には耐え難い映像を見たためか嘔吐している人もいた。
そして、直後スクリーンの映像の中でカメラが横転したようになり、断末魔が次々と聞こえた後、地面が見え真っ暗の画面になった。もちろん、カメラさん達もロニーコールマンのへそによって全て食べられたのであろう。
あまりにも絶望的な光景にスクリーンを見ていた人たちはへそが捕食していた現場で無いにもかかわらず逃げ出したり、腰を抜かしてボーッとしている者が多かった。
すると、真っ暗の映像が流れているスクリーンから、
ヴァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛オ゛オ゛ァ!!!!!
と、大きな音が聞こえた。これはもちろんロニーコールマンのへそのゲップである。現場ではなく、そこから中継をつないでいるだけのスクリーンからの音なのに、あまりの轟音のためかすぐそばのビルの窓ガラスが数枚割れた。
スクリーンを見ていた人たち「ひえぇっ……!」「な、なんだよもう」「世界はどうなるんだよ」「あのバケモンがこの街に来るのも時間の問題だ…もうおしまいだ……」
その頃、現場では人がすっかり消え、ロニーコールマンのへそが人のいなくなった道路の真ん中でくつろいでいた。先程よりもさらに大きくなっており、体長はゆうに20mは超えていそうだ。
ロニーコールマンのへそ「フゥ〜、相当食ッタガ、マダマダ、食イタリネエナ……」
ロニーコールマンのへそが呟いた、その時だった。
ヒューーーン………!!ズガァァアアン!!!!!ドゴッ!!ボォオンンン!!!!
なんと上空から無数の戦闘機、地上からはいつの間にか多くの戦車が到着しており、ロニーコールマンのへそへと一斉攻撃を開始したのであった。そう、この大惨事についに自衛隊による実力行使に至ったのだ。
ロニーコールマンのへそ「………」
ドガァァン!ヒュンヒュン、シュー…ボォオンンン!!ボォン!ドゴッ、バゴォォン!!!
自衛隊はロニーコールマンのへそ目掛けて延々と攻撃を続けた。そしていつの間にか辺り一面真っ白な煙で覆われて見えなくなるほどであった。
しばらくして、
自衛隊「撃ち方、やめ!!」
ようやく攻撃を止めた自衛隊、白い煙も薄まり、そこに見えてきたのはロニーコールマンのへそであった。全く動かず何も喋る様子もない。さすがにあれだけの攻撃を受けて、ロニーコールマンのへそも致命傷を負ってしまったのであろうか?
ロニーコールマンのへそ「……………」
自衛隊「油断するな!ヤツの動きに注視しておけ!!」
ロニーコールマンのへそは動かなくなったものの、自衛隊は再び攻撃出来るよう厳戒態勢のようだ。
しかし、動かなくなったのも束の間、ロニーコールマンのへそがブルブルと震え出したのだ。
自衛隊「おい、ヤツが動き出したぞ!!攻撃に備えろおぉ!!」
ロニーコールマンのへそ「ウ……ウゥ……」
自衛隊「何か喋っているぞ!!油断するな!!」
ロニーコールマンのへそ「………………ウンチ、シタイ……!」
自衛隊「えええ!!??」
なんと、ロニーコールマンのへそには自衛隊による数々の攻撃も全く効いていなかったのだ。それどころかおまけに、ウ○コがしたくて震えていたようだ。どうやら、身体のあちこちにミサイル等の攻撃を受けたことで内臓も刺激され、ウ○コがしたくなったものと思われる。
その光景に自衛隊たちは呆気にとられているようだ。
ロニーコールマンのへそ「……ウンチ、デソウ……!」
そんなことお構いなしにロニーコールマンのへそはウ○コが出そうだと呟いたと同時に、ギロリと戦闘機や戦車の方を向いて睨んで、こう言った。
ロニーコールマンのへそ「貴様ラ……俺ノ楽シイランチタイムヲ、ヨクモ邪魔シテクレタナ……」
ロニーコールマンのへそはお食事タイムを邪魔され、心底怒りに満ちているようだ。やはり、食べ物の恨みは恐ろしいということか。
ロニーコールマンのへそ「コレデモ、クラエ!!」コォォォ……!
ロニーコールマンのへそはそう言うと口とは反対側の穴を開けた。この時点のロニーコールマンのへその体長が既に20m以上なので、その穴ももちろんかなりの大きさである。
グオオオオ……!
ロニーコールマンのへその開いた穴からウ○コが姿を現した。直径は10m以上ある隕石のような形状だ。よく見るとウ○コの表面には大量の人間の頭蓋骨💀やスマートフォン、自撮り棒等が埋まっているのが確認出来る。おそらく前作のテーマパークで食べたインスタ女子たちのモノである。
自衛隊「怪物め…何か出すつもりだぞ!!迎え撃て!!」
自衛隊はロニーコールマンのへそがウ○コを発射しそうなのを見て、迎撃の準備を始める。
ロニーコールマンのへそ「遅イ!!」
ピカッ!!…ズドォォォォォォン!!!!!!!!
ロニーコールマンのへそから凄まじいフラッシュとともにまるで巨大な隕石のようなウ○コが発射されたと同時に無数の戦闘機や戦車は一瞬にして粉々に消し飛んだ。
メラメラメラ……
ロニーコールマンのへそが巨大なウ○コを発射した後は辺り一面焼け野原になっていた。ただウ○コを出しただけでこの威力である。恐るべしロニーコールマンのへそ。
ロニーコールマンのへそ「ハァ〜ッ、スッキリシタゼ!!サテ、次ノ場所ヘ向カウトスルカ…!」
ビュンッ!
何事も無かったかのような振る舞いのロニーコールマンのへそ。ウ○コが出てスッキリしたようだ。次の目的地へ向かうと言った言葉を残し、一瞬で何処かにテレポートしてしまった。
ロニーコールマンのへそのウ○コ攻撃によって自衛隊も一瞬で壊滅させられ、その光景をスクリーンで見ていた人達は絶望に打ちひしがれていた。
スクリーンを見ている人達「じ、自衛隊がやられたぞ……」「どうするんだよもうダメだ……」「誰かあのバケモン倒してくれる人とかいねえかな?」「人間は全員アイツに食われちまうのかよ!?」
その頃、ロニーコールマンのへそはテレポート先の目的地に到着したばかりであった。もちろん新たなる獲物を探すためだが、到着した直後ということもあり、周辺の景色を見たりして楽しんでいるようだ。
ロニーコールマンのへそ「ココモ、悪クナサソウダナ……」
ロニーコールマンのへそが今回の目的地に期待を寄せたその時…!!
???「大人しくしろ!!!」
サササッ!!
テレポートして次の目的地に到着したばかりのロニーコールマンのへその周りを機動隊が取り囲んだのだ。なんと、いつこの怪物が現れてもいいように各地で機動隊が配置されていたのだ。
ロニーコールマンのへそ「?……何ダ?オ前ラ?ソノ程度ノ武器ト人数デ俺ニダメージヲ与エラレルトデモ思ッテルノカ?笑ワセテクレルゼ!」
ロニーコールマンのへそは相変わらず余裕の表情だ。憎たらしいほどの余裕さだ。
ロニーコールマンのへそ「何ダヨ、来ネエノカ?ナラバ、コッチカラ行クゾ?マズハ、俺ノターンダ!」
ザザッ…!!
ロニーコールマンのへその攻撃に備え、機動隊がライオットシールドを構えた。
ロニーコールマンのへそ「行クゼ!!」
ロニーコールマンのへそはなかなか攻撃をしてこない機動隊に苛立ち、先に自分が攻撃すると言った。
ロニーコールマンのへそ「今更ヨォ、ソンナ盾構エタッテ遅エンダヨ…!」
グオオオオオッ…!!デロンッ!!ドゴォォン!!!
機動隊「ぐはあぁっ…!」「か、、はっ…!!」「ごふぉっ!」
そして、宣言通りロニーコールマンのへその攻撃が炸裂した。巨大な舌をデロンッ!と振り回し機動隊がいる地面に叩きつけたのだ。その衝撃で機動隊の人間達が悲鳴をあげながら上空へと吹き飛ばされていく。そして上空に飛ばされた機動隊達は次第に地面やコンクリートに落ちて叩きつけられ、動かなくなった。
ロニーコールマンのへそ「フン、モウ死ンダノカヨ!!弱エ奴ラガ俺様ニ挑ムナンザ大間違イナンダヨ!!!」
なんと機動隊は攻撃のチャンスすら与えられず倒されてしまったのだ。恐るべしロニーコールマンのへそ。
ロニーコールマンのへそ「マッタク……ドイツモコイツモ雑魚スギテ話ニナランナ、俺ハモット強エ奴ト戦イ、ソシテ倒シテ食イタイノダ!」
ロニーコールマンのへそは自分の目の前に現れる敵たちが揃いも揃って弱すぎて手応えを感じず、つまらないようだ。
ロニーコールマンのへそ「マアイイ、セッカクダカラ一応食ットクカ!」
そう言うとロニーコールマンのへそは絶命した機動隊達の元へ近づいた。
ロニーコールマンのへそ「弱エガ、機動隊トイウダケアッテ身体ハナカナカ鍛エテルヨウジャナイカ、美味ソウナ筋肉ヲシテイルナ………」ア〜〜〜〜〜〜ン!!!!!
咆哮とともに大きな口を開けた。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマァス!!!……デロンッ、ニュルッ!!ゴックン!!!……………………ゲブゥ゛アア゛ア゛オォォ!!!!」
そして、機動隊達を他の獲物と同じように一瞬で平らげてしまった。お決まりの下品なゲップも忘れずに。
ロニーコールマンのへそ「オオオオッ!?カナリ弱エガ、ヤハリ流石ハ鍛エテル奴ラダ、上質ナ肉デクッソンマイ!ソコイラノ人間共トハ違ウナ!!」
機動隊達はガタイがよく、良質の筋肉を持つのでロニーコールマンのへそもそこは認めているようだ。ただ、実際に強くなければ意味がないとの考えを持っているロニーコールマンのへそにとっては雑魚だったようだ。
ロニーコールマンのへそ「トリアエズ、腹ゴシラエノ足シニハナッタゼ!ソレニシテモココハ景色ガ綺麗ダ」