※ホラー要素もあるので苦手な方は注意してください。
時は令和○○年、ある男、いや生物がファミレスへと向かっていた。そう、ヤツの名は「ロニーコールマンのへそ」だ。
ロニーコールマンのへそは大きさを自由に変化させることが出来、10cm程の状態でコロコロ転がりながらファミレスを目指すのであった。
そして、ファミレスに到着した。
ロニーコールマンのへそ「ココガ、ファミレス、カ……美味ソウナゴ飯ガ、大量ニアルナ……」
へそは店内を見つめながらそう言った。しかし、ヤツは店内にあるメニューを見ながらそれを言っていたのではない。ほぼ満席に埋まったそれぞれのテーブルに座って食事を楽しむ客やテーブルへ注文を取りに行く店員たちを見ての発言だ。
へそはまず、どこから忍び込むかを考えた。そこで換気扇の隙間から忍び込むと決めたのだ。しかし、今のサイズではとてもじゃないが無理だ。
シュルルルルル……!!!
へそはさらに縮んでミクロサイズとなった。これで簡単に換気扇からも侵入可能だ。
ロニーコールマンのへそ「コレデ、準備オーケーダ!」
そう言うと、へそは換気扇の中に入っていった。
そして、厨房内に侵入することに成功したへそは、一気に1メートルほどのサイズに膨れ上がった。
店員1「……ん?何だこれ?なあ、何かボールみたいなのがあるぞ」 店員2「ボール?どれどれ?って、何だよこれ、いつの間に……?」
そして、数分後……
女性客「すみませーん、子供が味噌汁こぼしてしまったんで何か吹く物もらえますか〜?すみませ〜ん!!!あら?店員さんいないのかしら?」
女性客の子供が味噌汁をこぼしたらしく、吹くものを貰えるか店員を呼ぶが、奥からは何も反応がない。その時、厨房から音が聞こえた。
ゲブゥゥウアァアッ!!!!!
女性客「何の音かしら?ちょっと見てくる」 女性客の友人「ちょっと、やめときなって……」
女性客は店員の返事がないことや厨房の奥からした音が何か気になったので、少し厨房を覗いてみたら、そこには……
女性客「なんなのこれ……」
女性客が見たものはもぬけの殻の厨房と、天井や食器、床などに纏わりつく大量の紫色の液体だった。
そして、すぐそばには2つの帽子が落ちていた。このファミレスの店員がかぶっている帽子である。
女性客「どういうことなの、これ……」
そう女性客が呟いた時、厨房内からものすごいスピードで触手のようなモノが伸びてきたと同時に女性客の脇腹を貫いた。
女性客「うぐっ……!!あぁ…っ!」 ロニーコールマンのへそ「ゴ飯、捕獲!!」 女性客の友人「きゃああああああ!!!!」 他の客「なんだ!?」「おい見ろよあれ!」「逃げろおおおお!!」「うわあああああ!!!」
この惨劇に他の客たちも気づいたようで、一気に店の外へ逃げようとする。しかし、互いにおしくらまんじゅう状態でなかなか店から出られない。
俺モンスター映画苦手
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!」グワアアアア……!!
へそはとらえた女性客を一呑みにすると、次は女性客の友人と女性客の子供を見つめる。そして、この2人もとらえて丸呑みした。
ロニーコールマンのへそ「ゲプッ!!ンマイ!!ンマスギrゲブゥアッ!!!」
よほど美味しいご馳走なのか、へそのゲップが止まらない。
ロニーコールマンのへそ「アイツラモ、食ベル!!ランチターイム!!ゲプッ!」
シュルルルルル!!!!グルングルングルグル……!!!
他の客「ぎゃあああ」「助けてえええ!!!」「うわあああああ!!!」
へそは逃げ惑う他の客を一気に捕まえるため、触手のようなベロを蛇のように動かし、20数人ほど一気にとらえてしまった。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!」グワアアアア!!!!!
そして、一気に全員丸呑みした。これでファミレスの店内から人間というモノが完全に消えてしまった。
ロニーコールマンのへそ「ンマスギル!!モットモット食ベタイ!!ッテ…ナンダヨ、モウゴ飯ハ居ネエノカ!!チクショウ!!」
店内にもう誰も人間がいないことに落胆するロニーコールマンのへそ。だがその時、ファミレスに1台の車が来た。そう、一時的に自宅へと帰宅していたオーナーが様子を見に戻ってきたのだ。
オーナー「だだいま〜」ガチャ!「あれ?何で誰もいないんだ?!」
オーナーはファミレスの扉を開けて中に入ったが、中に誰もいないことに驚いたと同時に背後に強烈な気配を感じた。
オーナー「………え?」チラッ
ロニーコールマンのへそ「ア、マダ居タ♥」グサッ!!!
オーナー「ぐっ…はっ、お、お前は……誰だ?」
ロニーコールマンのへそ「……我ガ名ハ、ヘソ……トイウモノダ……」グワアアアア!!!!
もちろんファミレスのオーナーもご飯の1つにしか過ぎず、一瞬にして丸呑みしてしまった。
そうして、ファミレスをわずか数分にして壊滅させたロニーコールマンのへそは次なるご飯を求め、何事もなかったかのように旅を再開するのであった。
ロニーコールマンのへそ「ゴ馳走様デシタ……オ腹イパーイ!!!」
「ゲブブゥゥゥアアア!!!!!!」
ー完ー
8レスで終了してワロタ
さあ、質問・感想等よければ書いてね!!
サイゼリア
余談だが、へそが出て行った後のファミレス店内は机、天井、照明などあらゆるモノに紫色の液体が付着しており、床に滴り落ちていた。そして液体が滴り落ちた床の部分は一瞬で腐ってしまった。この液体が付着したモノは全て同じように腐っていることから、物体を腐敗させる成分が含まれているものと思われる。
SSの途中でも紫色の液体と書いてあるが、これはへそが出した唾液である。
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時は令和○○年、ある男、いや生物がファミレスへと向かっていた。そう、ヤツの名は「ロニーコールマンのへそ」だ。
ロニーコールマンのへそは大きさを自由に変化させることが出来、10cm程の状態でコロコロ転がりながらファミレスを目指すのであった。
そして、ファミレスに到着した。
ロニーコールマンのへそ「ココガ、ファミレス、カ……美味ソウナゴ飯ガ、大量ニアルナ……」
へそは店内を見つめながらそう言った。しかし、ヤツは店内にあるメニューを見ながらそれを言っていたのではない。ほぼ満席に埋まったそれぞれのテーブルに座って食事を楽しむ客やテーブルへ注文を取りに行く店員たちを見ての発言だ。
へそはまず、どこから忍び込むかを考えた。そこで換気扇の隙間から忍び込むと決めたのだ。しかし、今のサイズではとてもじゃないが無理だ。
シュルルルルル……!!!
へそはさらに縮んでミクロサイズとなった。これで簡単に換気扇からも侵入可能だ。
ロニーコールマンのへそ「コレデ、準備オーケーダ!」
そう言うと、へそは換気扇の中に入っていった。
そして、厨房内に侵入することに成功したへそは、一気に1メートルほどのサイズに膨れ上がった。
店員1「……ん?何だこれ?なあ、何かボールみたいなのがあるぞ」
店員2「ボール?どれどれ?って、何だよこれ、いつの間に……?」
そして、数分後……
女性客「すみませーん、子供が味噌汁こぼしてしまったんで何か吹く物もらえますか〜?すみませ〜ん!!!あら?店員さんいないのかしら?」
女性客の子供が味噌汁をこぼしたらしく、吹くものを貰えるか店員を呼ぶが、奥からは何も反応がない。その時、厨房から音が聞こえた。
ゲブゥゥウアァアッ!!!!!
女性客「何の音かしら?ちょっと見てくる」
女性客の友人「ちょっと、やめときなって……」
女性客は店員の返事がないことや厨房の奥からした音が何か気になったので、少し厨房を覗いてみたら、そこには……
女性客「なんなのこれ……」
女性客が見たものはもぬけの殻の厨房と、天井や食器、床などに纏わりつく大量の紫色の液体だった。
そして、すぐそばには2つの帽子が落ちていた。このファミレスの店員がかぶっている帽子である。
女性客「どういうことなの、これ……」
そう女性客が呟いた時、厨房内からものすごいスピードで触手のようなモノが伸びてきたと同時に女性客の脇腹を貫いた。
女性客「うぐっ……!!あぁ…っ!」
ロニーコールマンのへそ「ゴ飯、捕獲!!」
女性客の友人「きゃああああああ!!!!」
他の客「なんだ!?」「おい見ろよあれ!」「逃げろおおおお!!」「うわあああああ!!!」
この惨劇に他の客たちも気づいたようで、一気に店の外へ逃げようとする。しかし、互いにおしくらまんじゅう状態でなかなか店から出られない。
俺モンスター映画苦手
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!」グワアアアア……!!
へそはとらえた女性客を一呑みにすると、次は女性客の友人と女性客の子供を見つめる。そして、この2人もとらえて丸呑みした。
ロニーコールマンのへそ「ゲプッ!!ンマイ!!ンマスギrゲブゥアッ!!!」
よほど美味しいご馳走なのか、へそのゲップが止まらない。
ロニーコールマンのへそ「アイツラモ、食ベル!!ランチターイム!!ゲプッ!」
シュルルルルル!!!!グルングルングルグル……!!!
他の客「ぎゃあああ」「助けてえええ!!!」「うわあああああ!!!」
へそは逃げ惑う他の客を一気に捕まえるため、触手のようなベロを蛇のように動かし、20数人ほど一気にとらえてしまった。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!」グワアアアア!!!!!
そして、一気に全員丸呑みした。これでファミレスの店内から人間というモノが完全に消えてしまった。
ロニーコールマンのへそ「ンマスギル!!モットモット食ベタイ!!ッテ…ナンダヨ、モウゴ飯ハ居ネエノカ!!チクショウ!!」
店内にもう誰も人間がいないことに落胆するロニーコールマンのへそ。だがその時、ファミレスに1台の車が来た。そう、一時的に自宅へと帰宅していたオーナーが様子を見に戻ってきたのだ。
オーナー「だだいま〜」ガチャ!「あれ?何で誰もいないんだ?!」
オーナーはファミレスの扉を開けて中に入ったが、中に誰もいないことに驚いたと同時に背後に強烈な気配を感じた。
オーナー「………え?」チラッ
ロニーコールマンのへそ「ア、マダ居タ♥」グサッ!!!
オーナー「ぐっ…はっ、お、お前は……誰だ?」
ロニーコールマンのへそ「……我ガ名ハ、ヘソ……トイウモノダ……」グワアアアア!!!!
もちろんファミレスのオーナーもご飯の1つにしか過ぎず、一瞬にして丸呑みしてしまった。
そうして、ファミレスをわずか数分にして壊滅させたロニーコールマンのへそは次なるご飯を求め、何事もなかったかのように旅を再開するのであった。
ロニーコールマンのへそ「ゴ馳走様デシタ……オ腹イパーイ!!!」
「ゲブブゥゥゥアアア!!!!!!」
ー完ー
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余談だが、へそが出て行った後のファミレス店内は机、天井、照明などあらゆるモノに紫色の液体が付着しており、床に滴り落ちていた。そして液体が滴り落ちた床の部分は一瞬で腐ってしまった。この液体が付着したモノは全て同じように腐っていることから、物体を腐敗させる成分が含まれているものと思われる。
SSの途中でも紫色の液体と書いてあるが、これはへそが出した唾液である。