前作https://zawazawa.jp/xyz/topic/7690
時は令和○○年、ある男、いや生物はテーマパークへと向かっていた。そう、ヤツの名は「ロニーコールマンのへそ」だ。
先程ファミレスで店員と客を全て食べ尽くしたロニーコールマンのへそはコロコロと転がりながらテーマパークを目指すのであった。
もちろん、次のご飯にありつくために。
ロニーコールマンのへそ「テーマパークハ、ンマイ人間ガ沢山居ソウダナ、早速向カウゼ!!」
ゴロゴロゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ……
ゴロゴロと音を立てながら、道を移動するロニーコールマンのへそ、現時点での大きさは20cm程だ。前作で紹介したが、ロニーコールマンのへそは自身の大きさをいつでも自由自在に変化させることが出来るのだ。
そうしてボールのように転がりながら目的地を目指すロニーコールマンのへそが路地裏に差し掛かった時であった。
路地裏にいかにも裏社会のチンピラのような連中がタムロしていたのだ。人数は3人、皆揃って身体に入れ墨を入れており、一目でヤバい連中だということがわかる。
ロニーコールマンのへそが動きを止めた。チンピラ連中との距離は10m程だ。しかし、チンピラ連中は雑談に花を咲かせているためか、ロニーコールマンのへその存在に気づいていない。
ロニーコールマンのへそ(「テーマパークニ着ク前ニ、ゴ飯、ハケーン!!!前菜トイキマスカ!!ソレニコイツラ、我ノ存在ニ全ク気ヅイテナイヨウダナ…!底抜ケに馬鹿ナ奴ラダ……」)
ゴロゴロゴロゴロ!!
再び転がり始めたロニーコールマンのへそにチンピラ連中もようやく気づいたようで、
チンピラA「ん…?なんだこの丸いの?」 チンピラB「あ?どした?」 チンピラA「見ろよこれ、なんか丸いのがこっちに転がってきてるぞ」 チンピラB「なんだこれ、きっしょいなwギャハハww」 チンピラC「邪魔だから蹴っ飛ばしてやるかwww」 チンピラA「ギャハハハwwそれいいねえ!!それかお前がやる前に俺がメリケンサックでぶっ潰してやるのもオモロそうだなww」
そう言ってチンピラ連中がロニーコールマンのへそを攻撃しようとした瞬間……
グオオオオオオオッッッ!!!
ロニーコールマンのへそ「準備、完了ダ!」
ロニーコールマンのへそはそう言うと、凄まじい轟音を響かせながら一気に20cm程から成人の背丈ほどのサイズに変化した。ランチタイムの準備が出来たようだ。
チンピラA「あ?何だこいつ、急にデカくなりやがってよ、キメえな…とりあえずこのメリケンでぶっ潰してやらぁ、おらぁぁっ!!!!」
ボギュ!!
そして、デカくなったロニーコールマンのへそを見たチンピラAがメリケンサックで殴ると、鈍い音がした。
ロニーコールマンのへそ「キサマ、強ソウナノハ見タ目ダケカ……ソノ程度ノ攻撃ナゾ、全然効カネエナ!ゴ馳走、捕獲ッ!!」
グサッ!!!!
チンピラA「……がっ!うぐ…あっ!!ブヘェオエェ!!!」
ロニーコールマンのへそにはメリケンサックのパンチも全く効かず、自らを殴りつけてきたチンピラAを鋭利な舌で逆にブッ刺した。チンピラAは内臓付近を刺されたためか刺された瞬間に大量の吐血をした。グッタリとなったチンピラAをロニーコールマンのへそが見つめ、
ロニーコールマンのへそ「前菜第1号、イッタダキマース!!」グワアアア……!!!「ゴクッ!アァ、ンマイ!ゲブゥアッ!!」
この光景を見たチンピラBは完全に硬直してしまい、冷や汗を流している。ただ、チンピラCの様子がおかしいのだ。
チンピラB「何だよこいつ!おい逃げるぞ!!はやく!!」 チンピラC「オレ、コイツニタベラレタイ……」 チンピラB「おいっ!何言ってんだよお前、どうしちまったんだよ!!」 チンピラC「オレ、ロニーコールマンノヘソノタメニイキテキタ……」 ロニーコールマンのへそ「洗脳、大成功!!(ドッキリのネタバラシのノリで嬉しそうに)」 チンピラB「洗脳?お前、良くも俺の仲間をこんnうぐあぎゃっ!!」
なんと、チンピラCはロニーコールマンのへそに洗脳されていたのだ。ロニーコールマンのへそに洗脳された者は、なんと自ら積極的にロニーコールマンのへその養分になりたがるのだ。何とも恐ろしい能力である。
しかし、チンピラBがチンピラCはロニーコールマンのへそによって洗脳されたと気づいた時には時すでにお寿司、チンピラBの頭の正面からロニーコールマンのへその鋭利な舌が突き刺さっており、後頭部から先端が見えている。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!……ゴクン、ゲブゥ!」
チンピラC「ロニーコールマンノヘソ!!オレモハヤクタベテクレ!!タノム!!」
ロニーコールマンのへそ「フン、ソコヌケニバカナヤツメ…カンタンニセンノウサレオッテ……オノゾミドオリ、クッテヤルゼ!!!」
グサッ!!バシンッ、ドゥグシッ!!グサグサグサグサグサグサ!!!ブシャアーッ……!グサッ!!!!
ロニーコールマンのへそは洗脳されたチンピラCを一撃で仕留められるにもかかわらず、あえて数十秒もの間突き刺し続け遊びながら殺害した後、いただくのであった。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!……ゴクン!!ハー、ンマカッタア!!!ゲブゥぅゥあああ!!!!!」
最後は下品なゲップをかまして、短時間でチンピラ連中を食べ尽くしてしまったのだ。恐るべしロニーコールマンのへそ。だが、これでもロニーコールマンのへそにとっては前菜にしか過ぎないのだ。ロニーコールマンのへそは目的地を再び目指すのであった。
ロニーコールマンのへそ「フゥ、ウマカッタゼ……ア、アソコニカンバンガアルゾ?テーマパークマデ200メートルカ……モウソロソロダナ!!」
ゴロゴロゴロゴロ…!
再び転がり始めたロニーコールマンのへそは目的地であるテーマパークを目指す途中で一つの看板を見つけた。看板によるとテーマパークまではあと200メートルであり、つまりロニーコールマンのへそはもうすぐそこまで来てしまったのだ。
ロニーコールマンのへそ「オイシイゴハンガタイリョウニイソウデ、タノシミダナ……」
場面変わり、テーマパーク内部では10〜20代と思わしき若い女子たちで溢れかえっていた。彼女らは至るところで座って写真を撮ったりしている。どうやら最近流行りのインスタ蝿というやつらしい。
そして至るところから、
「こっちで写真とろーよー!」 「マジやばーい」 「待つの疲れた〜w」 「はいチーズ!」
などという楽しそうな声が聞こえる。そう、わずか200メートルしか離れていない場所に人を食らいまくる怪物が忍び寄って来てるとも知らずに。
ドスンッ!!!
そして、そのわずか1分ほど経過した時、突然1組の女子高生のグループの前に何かが落ちてきた。その途端、彼女らも含めた周りのインスタ女子たちが場内に響き渡るほどの悲鳴をあげた。
キャアアアアアアアアアア!!!!!
空から落ちてきたものは、服もボロボロに破れ、目や内臓が飛び出た人間の遺体だった。その人間は服を見る限り、なんとテーマパークの入口で受付をしていた職員であった。
遺体を見たインスタ女子たちがその場に呆然と立ち尽くす中、すぐ近くから不気味な音が聞こえた。
ゲッ!!ゲブゥアァアッ!!!!
そう、ついに「ヤツ」がテーマパークに来たのだ。
ロニーコールマンのへそ「フゥ〜、ウケツケノショクインドモヲ6ニンモクッタカラ、アルテイドハラハ、ミタセタゼ!!コレデジュウブンチカラモダセソウダ!!!ゲブッ!!!チナミニ、ソコニ、コロガッテルヒトリノショクインハ、アエテクワズニブッコロシテ、オマエラヲビビラセルタメノドウグニサセテモラッタゼ!!」
女子高生グループ「ち、ちょなんなのこれ?」「知らないってば!早く逃げようよ!」「え〜ん」
ついにテーマパークの広場にその姿をあらわしたロニーコールマンのへそは、手始めに受付の職員6人を一瞬で平らげ、残り1人の職員はあえて食べずに舌で何度も串刺しにして絶命させ、その遺体をけしかけることでテーマパーク内のインスタ女子たちをビビらせたのだ。食欲だけと思いきや、恐るべき知能も備えているロニーコールマンのへそである。
女子高生A「早く逃げようってば!!何してんのよ!!」 女子高生B「イヤダヨ、ワタシ、ロニーコールマンノヘソニタベラレタイノ……」 女子高生A「あんた何言ってんの!!」グイッ!!
そう、女子高生Bは既にロニーコールマンのへそによって洗脳されていた。女子高生Aは必死に女子高生Bの手を握り、一緒に逃げようとするが、
女子高生B「ヤメテッテバ、アナタモイッショニ、ロニーコールマンノヘソノエイヨウニナロウyブギャッ!!!」グサッ!! 女子高生A「い、いやあああああa▲★ぎゃふぎゃあっ!!!」グサアッ!!!ブシャアアアアア!!!
ロニーコールマンのへそ「イイケツエキノイロダネ……ゴハンフタリ、ホカクッ!!!ドイツモコイツモカンタンニセンノウサレルトハ、バカダナ!!ww」
洗脳された女子高生Bとそれを連れて逃げようとする女子高生Aの身体にぶっ刺して仕留めたロニーコールマンのへそ。思い切り周りに鮮血が飛び散る。へそ、まさに容赦なしである。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!ゴクン!!!ヴアッ!!ゲブゥアアアア!!!!!ンマイ、ンマスギル!!!」
そして、いつものようにソッコー丸呑みして美味しくいただくのであった。
支援
それを見ていた他のインスタ女子たちは悲鳴をあげ、一斉に逃げようとする。
キャアアアアアアア!!!! いやあああああああ!!!!!
至るところから悲鳴が聞こえ、泣いてる者も多くいた。しかし、ロニーコールマンのへそは決して容赦などしてくれないのだ。へそは他のグループより少し逃げ遅れてる感のある若いヤンキー風の女子3人組に目をつけた。
ロニーコールマンのへそ「コイツラ、ニゲアシガオソイナww……マアイイ、ゴハンサンニン、ホカクゥゥウウ!!!!」ギュンッ!!!グサッ!!ドグシッ!!!グサグサッ!!!ブシャアアアアア〜!!!!
ヤンキー風の女子3人組「うぐっ……!!」「ぐぇあぎゃっ……!!」「げホッ!」
ロニーコールマンのへそは鉄よりも硬く、針のような舌を一気に伸ばしてヤンキー風女子たちを仕留めた。3人一気に貫いたため、まるで人間団子のようになっている。これぞ本当のだんご3兄弟。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!ゴクッ、ニュルッ!!ゴックン!!!ヴェアッ!!!」
ロニーコールマンのへそは仕留めたヤンキー風の女子3人組も丸呑みして食べてしまった。しかし、この程度のご飯でロニーコールマンのへその食欲は満たされるはずもないのだ。次なる獲物を探す。
ただ、ロニーコールマンのへそに食べられた以外のインスタ女子たちは既にロニーコールマンのへその視界から完全に消え、テーマパークの出口付近まで走って逃げており、そのまま逃げ切れる可能性が高そうだ。ロニーコールマンのへそ、わざわざテーマパークまで来て職員含めまさかの11人しか捕食出来ないという結果になってしまったのか?
ロニーコールマンのへそ「……………」
その場に居座るロニーコールマンのへそ、呆然としているのか?
動かなくなったロニーコールマンのへそ、しかし次の瞬間、プルプルと震え始めた。と同時に口と反対側にある穴が大きく開いた。
グオオオオ…!!!………スポン!!!
そしてその穴から1m程の茶色の塊が排出された。そう、これはロニーコールマンのへそのウ○コである。その証拠に前作のファミレスで食べた客、店員の服などの破片がところどころ埋もれている。
ロニーコールマンのへそ「ハァ〜〜〜〜ッ!!!!!!!スッキリシタゼ!!!!」
なんと動かなくなっていたのは獲物が取れずに呆然としていたのではなくウ○コがしたかっただけのようだ。おそらく結構な量の食事を食べたため、内臓の蠕動運動が促進され、ウ○コが出たものと思われる。
その頃、無事に逃げ切ったインスタ女子たちはテーマパークの出口まであと数メートルの場所にいた。ここを出ればもうロニーコールマンのへそは追ってこないだろう。
だが、現実はそう上手くはいかないものである。
ヒューーーン………ドスゥゥンン!!!!
出口まであと少しのインスタ女子たちの前にまるで出口を塞ぐような形で大蛇の身体のようなものが降ってきたのだ。
「きゃーー!なにこれ!!!」 「ちょっと、出れなくなったじゃん、どうすんのよ!」 「いやあああ!!」 「ヤバいってこれ!!!!」
そんな声で悲鳴をあげまくるインスタ女子たちの目の前に降ってきたのは大蛇などではなかった。
ロニーコールマンのへそ「ニーガサナイッ!!!」
なんとロニーコールマンのへそが舌を大蛇のように長く、超巨大化させ振り下ろすことでインスタ女子たちの逃げ道を完全に塞いだのだ。
うろたえたり悲鳴をあげたりするインスタ女子たち、もうどうすることも出来ない袋の中のネズミ状態である。
ギュンッ!!グルグルグルゥオオオオオ!!!!!!
出口付近にいたインスタ女子たちは200人程。それらをロニーコールマンのへそは舌1つでぐるぐる巻きにして全て捕まえた。
ロニーコールマンのへそ「ツーカマエタッ!!!ンマソオオオオ!!!!」ドゥルルゥゥアアァ……!
大量のご飯を見たロニーコールマンのへその口から鮮やかで不気味な紫色の唾液が滝のように流れ落ち、テーマパークのコンクリートを紫に染めていく。
ロニーコールマンのへそ「ア〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
テーマパーク全体に響き渡る咆哮のようなあ~んをし、口を大きく開けたロニーコールマンのへそ。舌で捕えられてるインスタ女子の中には恐怖のあまりか、既に失神していたり、舌の圧で圧死し穴という穴からいろいろ出ている者も多くいた。しかし、へそはそんなことお構いなしである。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマァァァス!!!!ゴックン!!!!!!」
ヴア!!!!ゲブゥアアアア!!!!!ゲプッ、ゲブゥウウア!!!!!!
インスタ女子たち200人程を一気に飲み込んだロニーコールマンのへそは天が割れるほどの大音量の下品なゲップをしまくる。よほど美味しいごちそうなのだろう。
全員女性なら兄弟というよりは姉妹なのではと思ったが一部分が団子と形容できないサイズだったと考えれば……いや多分違うか
そこは考えてなくて単にだんご3兄弟と言う単語を使いたかったw
ロニーコールマンのへそ「フウ、トリアエズ、ソコソコハラハミタセタゼ!デモ、マダマダタベタイ!!ツギノエモノヲサガシニイクゼ!!」
そう言うとロニーコールマンのへそは現在の3m程のサイズから一気に2cm程まで縮小し、ころころと転がってテーマパークの出口から外へ出た。次なる目的地は果たして……?
ロニーコールマンのへそ「ソレニシテモ、アイツラ、ンマカッタナア!!ゲプッ!!」
ロニーコールマンのへそはゲップをしながら次なる目的地へ向かうのであった。
その頃、職員やインスタ女子たちも全員食べられ、もぬけの殻となったテーマパークの地面に一台のスマートフォンが落ちていた。おそらくインスタ女子の1人が持っていたが、ロニーコールマンのへそに食べられる際に落としてしまったものと思われる。そして、そのスマートフォンはLINEのページが開かれており、このような文章が残されていた……
ー完ー
ドリランド先生の次回作にry
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時は令和○○年、ある男、いや生物はテーマパークへと向かっていた。そう、ヤツの名は「ロニーコールマンのへそ」だ。
先程ファミレスで店員と客を全て食べ尽くしたロニーコールマンのへそはコロコロと転がりながらテーマパークを目指すのであった。
もちろん、次のご飯にありつくために。
ロニーコールマンのへそ「テーマパークハ、ンマイ人間ガ沢山居ソウダナ、早速向カウゼ!!」
ゴロゴロゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ……
ゴロゴロと音を立てながら、道を移動するロニーコールマンのへそ、現時点での大きさは20cm程だ。前作で紹介したが、ロニーコールマンのへそは自身の大きさをいつでも自由自在に変化させることが出来るのだ。
そうしてボールのように転がりながら目的地を目指すロニーコールマンのへそが路地裏に差し掛かった時であった。
路地裏にいかにも裏社会のチンピラのような連中がタムロしていたのだ。人数は3人、皆揃って身体に入れ墨を入れており、一目でヤバい連中だということがわかる。
ロニーコールマンのへそが動きを止めた。チンピラ連中との距離は10m程だ。しかし、チンピラ連中は雑談に花を咲かせているためか、ロニーコールマンのへその存在に気づいていない。
ロニーコールマンのへそ(「テーマパークニ着ク前ニ、ゴ飯、ハケーン!!!前菜トイキマスカ!!ソレニコイツラ、我ノ存在ニ全ク気ヅイテナイヨウダナ…!底抜ケに馬鹿ナ奴ラダ……」)
ゴロゴロゴロゴロ!!
再び転がり始めたロニーコールマンのへそにチンピラ連中もようやく気づいたようで、
チンピラA「ん…?なんだこの丸いの?」
チンピラB「あ?どした?」
チンピラA「見ろよこれ、なんか丸いのがこっちに転がってきてるぞ」
チンピラB「なんだこれ、きっしょいなwギャハハww」
チンピラC「邪魔だから蹴っ飛ばしてやるかwww」
チンピラA「ギャハハハwwそれいいねえ!!それかお前がやる前に俺がメリケンサックでぶっ潰してやるのもオモロそうだなww」
そう言ってチンピラ連中がロニーコールマンのへそを攻撃しようとした瞬間……
グオオオオオオオッッッ!!!
ロニーコールマンのへそ「準備、完了ダ!」
ロニーコールマンのへそはそう言うと、凄まじい轟音を響かせながら一気に20cm程から成人の背丈ほどのサイズに変化した。ランチタイムの準備が出来たようだ。
チンピラA「あ?何だこいつ、急にデカくなりやがってよ、キメえな…とりあえずこのメリケンでぶっ潰してやらぁ、おらぁぁっ!!!!」
ボギュ!!
そして、デカくなったロニーコールマンのへそを見たチンピラAがメリケンサックで殴ると、鈍い音がした。
ロニーコールマンのへそ「キサマ、強ソウナノハ見タ目ダケカ……ソノ程度ノ攻撃ナゾ、全然効カネエナ!ゴ馳走、捕獲ッ!!」
グサッ!!!!
チンピラA「……がっ!うぐ…あっ!!ブヘェオエェ!!!」
ロニーコールマンのへそにはメリケンサックのパンチも全く効かず、自らを殴りつけてきたチンピラAを鋭利な舌で逆にブッ刺した。チンピラAは内臓付近を刺されたためか刺された瞬間に大量の吐血をした。グッタリとなったチンピラAをロニーコールマンのへそが見つめ、
ロニーコールマンのへそ「前菜第1号、イッタダキマース!!」グワアアア……!!!「ゴクッ!アァ、ンマイ!ゲブゥアッ!!」
この光景を見たチンピラBは完全に硬直してしまい、冷や汗を流している。ただ、チンピラCの様子がおかしいのだ。
チンピラB「何だよこいつ!おい逃げるぞ!!はやく!!」
チンピラC「オレ、コイツニタベラレタイ……」
チンピラB「おいっ!何言ってんだよお前、どうしちまったんだよ!!」
チンピラC「オレ、ロニーコールマンノヘソノタメニイキテキタ……」
ロニーコールマンのへそ「洗脳、大成功!!(ドッキリのネタバラシのノリで嬉しそうに)」
チンピラB「洗脳?お前、良くも俺の仲間をこんnうぐあぎゃっ!!」
なんと、チンピラCはロニーコールマンのへそに洗脳されていたのだ。ロニーコールマンのへそに洗脳された者は、なんと自ら積極的にロニーコールマンのへその養分になりたがるのだ。何とも恐ろしい能力である。
しかし、チンピラBがチンピラCはロニーコールマンのへそによって洗脳されたと気づいた時には時すでにお寿司、チンピラBの頭の正面からロニーコールマンのへその鋭利な舌が突き刺さっており、後頭部から先端が見えている。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!……ゴクン、ゲブゥ!」
チンピラC「ロニーコールマンノヘソ!!オレモハヤクタベテクレ!!タノム!!」
ロニーコールマンのへそ「フン、ソコヌケニバカナヤツメ…カンタンニセンノウサレオッテ……オノゾミドオリ、クッテヤルゼ!!!」
グサッ!!バシンッ、ドゥグシッ!!グサグサグサグサグサグサ!!!ブシャアーッ……!グサッ!!!!
ロニーコールマンのへそは洗脳されたチンピラCを一撃で仕留められるにもかかわらず、あえて数十秒もの間突き刺し続け遊びながら殺害した後、いただくのであった。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!……ゴクン!!ハー、ンマカッタア!!!ゲブゥぅゥあああ!!!!!」
最後は下品なゲップをかまして、短時間でチンピラ連中を食べ尽くしてしまったのだ。恐るべしロニーコールマンのへそ。だが、これでもロニーコールマンのへそにとっては前菜にしか過ぎないのだ。ロニーコールマンのへそは目的地を再び目指すのであった。
ロニーコールマンのへそ「フゥ、ウマカッタゼ……ア、アソコニカンバンガアルゾ?テーマパークマデ200メートルカ……モウソロソロダナ!!」
ゴロゴロゴロゴロ…!
再び転がり始めたロニーコールマンのへそは目的地であるテーマパークを目指す途中で一つの看板を見つけた。看板によるとテーマパークまではあと200メートルであり、つまりロニーコールマンのへそはもうすぐそこまで来てしまったのだ。
ロニーコールマンのへそ「オイシイゴハンガタイリョウニイソウデ、タノシミダナ……」
場面変わり、テーマパーク内部では10〜20代と思わしき若い女子たちで溢れかえっていた。彼女らは至るところで座って写真を撮ったりしている。どうやら最近流行りのインスタ蝿というやつらしい。
そして至るところから、
「こっちで写真とろーよー!」
「マジやばーい」
「待つの疲れた〜w」
「はいチーズ!」
などという楽しそうな声が聞こえる。そう、わずか200メートルしか離れていない場所に人を食らいまくる怪物が忍び寄って来てるとも知らずに。
ドスンッ!!!
そして、そのわずか1分ほど経過した時、突然1組の女子高生のグループの前に何かが落ちてきた。その途端、彼女らも含めた周りのインスタ女子たちが場内に響き渡るほどの悲鳴をあげた。
キャアアアアアアアアアア!!!!!
空から落ちてきたものは、服もボロボロに破れ、目や内臓が飛び出た人間の遺体だった。その人間は服を見る限り、なんとテーマパークの入口で受付をしていた職員であった。
遺体を見たインスタ女子たちがその場に呆然と立ち尽くす中、すぐ近くから不気味な音が聞こえた。
ゲッ!!ゲブゥアァアッ!!!!
そう、ついに「ヤツ」がテーマパークに来たのだ。
ロニーコールマンのへそ「フゥ〜、ウケツケノショクインドモヲ6ニンモクッタカラ、アルテイドハラハ、ミタセタゼ!!コレデジュウブンチカラモダセソウダ!!!ゲブッ!!!チナミニ、ソコニ、コロガッテルヒトリノショクインハ、アエテクワズニブッコロシテ、オマエラヲビビラセルタメノドウグニサセテモラッタゼ!!」
女子高生グループ「ち、ちょなんなのこれ?」「知らないってば!早く逃げようよ!」「え〜ん」
ついにテーマパークの広場にその姿をあらわしたロニーコールマンのへそは、手始めに受付の職員6人を一瞬で平らげ、残り1人の職員はあえて食べずに舌で何度も串刺しにして絶命させ、その遺体をけしかけることでテーマパーク内のインスタ女子たちをビビらせたのだ。食欲だけと思いきや、恐るべき知能も備えているロニーコールマンのへそである。
女子高生A「早く逃げようってば!!何してんのよ!!」
女子高生B「イヤダヨ、ワタシ、ロニーコールマンノヘソニタベラレタイノ……」
女子高生A「あんた何言ってんの!!」グイッ!!
そう、女子高生Bは既にロニーコールマンのへそによって洗脳されていた。女子高生Aは必死に女子高生Bの手を握り、一緒に逃げようとするが、
女子高生B「ヤメテッテバ、アナタモイッショニ、ロニーコールマンノヘソノエイヨウニナロウyブギャッ!!!」グサッ!!
女子高生A「い、いやあああああa▲★ぎゃふぎゃあっ!!!」グサアッ!!!ブシャアアアアア!!!
ロニーコールマンのへそ「イイケツエキノイロダネ……ゴハンフタリ、ホカクッ!!!ドイツモコイツモカンタンニセンノウサレルトハ、バカダナ!!ww」
洗脳された女子高生Bとそれを連れて逃げようとする女子高生Aの身体にぶっ刺して仕留めたロニーコールマンのへそ。思い切り周りに鮮血が飛び散る。へそ、まさに容赦なしである。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!ゴクン!!!ヴアッ!!ゲブゥアアアア!!!!!ンマイ、ンマスギル!!!」
そして、いつものようにソッコー丸呑みして美味しくいただくのであった。
支援
それを見ていた他のインスタ女子たちは悲鳴をあげ、一斉に逃げようとする。
キャアアアアアアア!!!!
いやあああああああ!!!!!
至るところから悲鳴が聞こえ、泣いてる者も多くいた。しかし、ロニーコールマンのへそは決して容赦などしてくれないのだ。へそは他のグループより少し逃げ遅れてる感のある若いヤンキー風の女子3人組に目をつけた。
ロニーコールマンのへそ「コイツラ、ニゲアシガオソイナww……マアイイ、ゴハンサンニン、ホカクゥゥウウ!!!!」ギュンッ!!!グサッ!!ドグシッ!!!グサグサッ!!!ブシャアアアアア〜!!!!
ヤンキー風の女子3人組「うぐっ……!!」「ぐぇあぎゃっ……!!」「げホッ!」
ロニーコールマンのへそは鉄よりも硬く、針のような舌を一気に伸ばしてヤンキー風女子たちを仕留めた。3人一気に貫いたため、まるで人間団子のようになっている。これぞ本当のだんご3兄弟。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマース!!ゴクッ、ニュルッ!!ゴックン!!!ヴェアッ!!!」
ロニーコールマンのへそは仕留めたヤンキー風の女子3人組も丸呑みして食べてしまった。しかし、この程度のご飯でロニーコールマンのへその食欲は満たされるはずもないのだ。次なる獲物を探す。
ただ、ロニーコールマンのへそに食べられた以外のインスタ女子たちは既にロニーコールマンのへその視界から完全に消え、テーマパークの出口付近まで走って逃げており、そのまま逃げ切れる可能性が高そうだ。ロニーコールマンのへそ、わざわざテーマパークまで来て職員含めまさかの11人しか捕食出来ないという結果になってしまったのか?
ロニーコールマンのへそ「……………」
その場に居座るロニーコールマンのへそ、呆然としているのか?
動かなくなったロニーコールマンのへそ、しかし次の瞬間、プルプルと震え始めた。と同時に口と反対側にある穴が大きく開いた。
グオオオオ…!!!………スポン!!!
そしてその穴から1m程の茶色の塊が排出された。そう、これはロニーコールマンのへそのウ○コである。その証拠に前作のファミレスで食べた客、店員の服などの破片がところどころ埋もれている。
ロニーコールマンのへそ「ハァ〜〜〜〜ッ!!!!!!!スッキリシタゼ!!!!」
なんと動かなくなっていたのは獲物が取れずに呆然としていたのではなくウ○コがしたかっただけのようだ。おそらく結構な量の食事を食べたため、内臓の蠕動運動が促進され、ウ○コが出たものと思われる。
その頃、無事に逃げ切ったインスタ女子たちはテーマパークの出口まであと数メートルの場所にいた。ここを出ればもうロニーコールマンのへそは追ってこないだろう。
だが、現実はそう上手くはいかないものである。
ヒューーーン………ドスゥゥンン!!!!
出口まであと少しのインスタ女子たちの前にまるで出口を塞ぐような形で大蛇の身体のようなものが降ってきたのだ。
「きゃーー!なにこれ!!!」
「ちょっと、出れなくなったじゃん、どうすんのよ!」
「いやあああ!!」
「ヤバいってこれ!!!!」
そんな声で悲鳴をあげまくるインスタ女子たちの目の前に降ってきたのは大蛇などではなかった。
ロニーコールマンのへそ「ニーガサナイッ!!!」
なんとロニーコールマンのへそが舌を大蛇のように長く、超巨大化させ振り下ろすことでインスタ女子たちの逃げ道を完全に塞いだのだ。
うろたえたり悲鳴をあげたりするインスタ女子たち、もうどうすることも出来ない袋の中のネズミ状態である。
ギュンッ!!グルグルグルゥオオオオオ!!!!!!
出口付近にいたインスタ女子たちは200人程。それらをロニーコールマンのへそは舌1つでぐるぐる巻きにして全て捕まえた。
ロニーコールマンのへそ「ツーカマエタッ!!!ンマソオオオオ!!!!」ドゥルルゥゥアアァ……!
大量のご飯を見たロニーコールマンのへその口から鮮やかで不気味な紫色の唾液が滝のように流れ落ち、テーマパークのコンクリートを紫に染めていく。
ロニーコールマンのへそ「ア〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
テーマパーク全体に響き渡る咆哮のようなあ~んをし、口を大きく開けたロニーコールマンのへそ。舌で捕えられてるインスタ女子の中には恐怖のあまりか、既に失神していたり、舌の圧で圧死し穴という穴からいろいろ出ている者も多くいた。しかし、へそはそんなことお構いなしである。
ロニーコールマンのへそ「イッタダキマァァァス!!!!ゴックン!!!!!!」
ヴア!!!!ゲブゥアアアア!!!!!ゲプッ、ゲブゥウウア!!!!!!
インスタ女子たち200人程を一気に飲み込んだロニーコールマンのへそは天が割れるほどの大音量の下品なゲップをしまくる。よほど美味しいごちそうなのだろう。
全員女性なら兄弟というよりは姉妹なのではと思ったが一部分が団子と形容できないサイズだったと考えれば……いや多分違うか
そこは考えてなくて単にだんご3兄弟と言う単語を使いたかったw
ロニーコールマンのへそ「フウ、トリアエズ、ソコソコハラハミタセタゼ!デモ、マダマダタベタイ!!ツギノエモノヲサガシニイクゼ!!」
そう言うとロニーコールマンのへそは現在の3m程のサイズから一気に2cm程まで縮小し、ころころと転がってテーマパークの出口から外へ出た。次なる目的地は果たして……?
ロニーコールマンのへそ「ソレニシテモ、アイツラ、ンマカッタナア!!ゲプッ!!」
ロニーコールマンのへそはゲップをしながら次なる目的地へ向かうのであった。
その頃、職員やインスタ女子たちも全員食べられ、もぬけの殻となったテーマパークの地面に一台のスマートフォンが落ちていた。おそらくインスタ女子の1人が持っていたが、ロニーコールマンのへそに食べられる際に落としてしまったものと思われる。そして、そのスマートフォンはLINEのページが開かれており、このような文章が残されていた……
ー完ー
ドリランド先生の次回作にry