聖人君子あんみつは、その類い希なる才能と容姿から、お前らに疎まれていた!
あんみつ邸襲撃事件から8ヶ月後 反あんみつ党はついに、あんみつを拉致することに成功した!
絶望によるショック死愛おしいほど好き
夜中の三時ごろ。廃工場に一人の美少年が手足を拘束され横たわっていた!
アクティブ「ふん、いい様だなぁ^^;」
気持ちの悪い笑みを浮かべると、アクティブはあんみつの顔を踏みつけた!
あんみつ「...手足を自由にしてくれませんかね」
アクティブ「おう、だったら質問に答えてもらおうじゃねぇか^^;」
アクティブ「1000万円、どこに隠した?」
口を噤むあんみつ!気の短いアクティブは、舌打ちすると、美少年の顔に正拳突きを加える!
あんみつ「ぐはぁっ......」
アクティブ「早くしようぜ^^;さすがの俺もお前の美形を圧し折るのは気が滅入るわ^^;」
そう言ってアクティブはさらに三発蹴りを加えるも、あんみつの口はぴくりとも動かない!
アクティブ「ちっ...お前ら、あれを持ってこい」
あんみつまぞじゃん
水星人のピラミッド「ごらぁ、とっとと歩けや」
妹「いや!離して!」
アクティブの命令で連れてこられてたのは、美少女 あんみつの妹である!
妹「助けて!お兄ちゃん!」
あんみつ「妹ぉぉぉぉ!クソ、貴様ら!妹には手を出すな!」
アクティブ「じゃあさ、さっさと質問に答えろよ^^;」
アクティブは狡猾な笑みを浮かべる!
水星人のピラミッド「おうおう、早くしねぇとお前の妹、Dさんの元に送っちまうぜ?」
思わずあんみつは顔を青く染めた!
あんみつ「待ってくれ!それだけはやめてくれ!」
ネズミ帝国かな?
あんみつ「1000万円は...俺の家の天井裏に隠してある」
アクティブ「そうか...天井裏か^^;よし、すいぴら、こいつを殺しとけ^^;妹も犯していいぞ^^;」
そう言ってその場を立ち去るアクティブ!
あんみつ「おい!待て!話が違っ」
今度は水星人のピラミッドの回し蹴りを顔面にくらうあんみつ!
水星人のピラミッド「よっしゃ、んじゃあ早速おっぱじめさせてもらおうじゃないの」
妹「いやああああああああ!気持ち悪いよおおおおお!助けてお兄ちゃん!」
水星人のピラミッド「大丈夫だって、俺うまいから」
そう言って水星人のピラミッドが勢いよくパンツを脱いだその瞬間 !
彼の肉棒は切断されていた。
水ピラの声で再生されててクソ笑ってる
水星人のピラミッド「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!」
水星人のピラミッドは思わず悲鳴をあげた!彼の股間からは、精子ではなく血液が噴射しているのだ!
あんみつ「い、いったい何が...!?」
水星人のピラミッド「がぁぁぁぁ...クソ...てめぇどういうつもりだ...シータ...!」
あんみつは振り向いた先には、赤く染まった包丁を片手にコーヒーを飲んでいるシータの姿があった!
シータ「いやべつに、私は世の中の為に公害を処理しただけですよ」
あんみつ「シータさん!」
水星人のピラミッドは、歯を食いしばりながら、股間を手で押さえ止血をする!
水星人のピラミッド「お前のせいで俺のちんこがよぉぉ...殺してやらぁぁぁぁぁ!!!」
そう叫んで水星人のピラミッドが取り出したのは拳銃である!
シータ「銃刀法違反です!警察に通報させてもらいます!!」
水星人のピラミッドは躊躇することなく、発砲した!
シータ「光の速さ(タイピング)!!」
しかし、ざわざわ随一のスピードを誇るシータを相手に、拳銃は愚策だった!
水星人のピラミッド「なっ!?」
目の前にいた相手が姿を一瞬にして消したのだ!
背後に立たれたと気づいたときには、水星人のピラミッドは頭部までをも失っている。
水星人のピラミッド 死亡
これピラフにキャスで今日読ませてえw
草
あんみつって妹に死ぬほど嫌われてそう
シータ「銃声を聞いて、警察が来るかもしれません。面倒なのでここは逃げましょう」
そう言ってシータは、あんみつを縛っていた手首の紐を引き千切った!
階段を駆け上がり、地上に出ると、そこには一台の黒塗りのベンツが停まっていた!
任豚「早く乗りな!」
三人はすぐさま後部座席に取り込むと、ベンツは猛スピードで発進!
妹「あ、あの...助けていただいてありがとうございます」
美少女は赤面でぺこりと頭を下げる!その頭をなでなでするシータ!
シータ「構いませんよ、私は正義の味方なので。せめて、私のチャンネル登録してください」
任豚は交通法令を無視してスピードを出しているおかげで、15分ほどであんみつ邸に到着した!
あんみつ「俺の家は広いので、奴らはまだ家の中で探している最中でしょう。急ぎましょう」
そう言ってあんみつが車から降りた瞬間!
『侵入者!排除!排除!』
あんみつ「自宅警備型戦闘装置(ニートロボット)!?...まさか、プログラムを書き換えられて...!?」
あんみつの額に赤い照準を合わせる自宅警備型戦闘装置(ニートロボット)!
空かさず任豚は車から飛び出して
任豚「ちっ!させねーよ!豚骨一擲(ピッグ・ギャンブル)!」
バゴンッ!!
放たれた殺人光線を、豚骨バットで弾き返した!ニヤリと笑い、振り向くと
任豚「こいつぁ恐らく柿崎(ザキ)さんの仕業だ!ここは俺に任せな!」
あんみつ「...っ、すまない!」
三人は任豚に後を託し、あんみつ邸の中へ進んだ!
あんみつ邸の長い長い廊下には、三人分の足音が鳴り響いている!
あんみつ「見ての通り、この邸はめちゃくちゃ広い。それに、要領の悪いアクティブのことです。まだお金をを探している途中でしょう!」
シータ「だといいですね」
そう言って三人は廊下を駆けあがり、三階のあんみつの部屋(二十畳)のドアを開けた!
あんみつ「アクティブ!そこまで......っ!?」
思わずあんみつは言葉を詰まらせた!普段ホコリ一つ無いはずの自室に、血と肉片が散乱していたのである!
妹「い、いや...なにこれ...!?」
目を背けたくなるような光景だが、じっくりと観察していく内に、あんみつは一つの首が転がっていることに気づく!その首の主は、先程まで自分に暴行を加えていた人物 そう、アクティブである!
アクティブ 死亡
あんみつ「一体...これは...!?」
混乱するあんみつ! その時である!天井がぎしぃと異様な音を立てたのだ!
あんみつ「え?」
あんみつが上を向くのとほぼ同時に 隣に立っていたシータの首が刎ねた!
シータ 死亡
正確には刎ねられた(・・・・・)!天井には大穴が空いている!そう 天井裏に潜んでいた者に殺されたのだ!
あまりに呆気ない最期だが、あんみつにシータの死を悼んでやれる余裕はない!すぐさま強制決闘(アブソリュートデュエル)を発動し、相手を異空間へ飛ばす!
あんみつ「この空間は、生命が失われない限り どちらかが死なない限り脱出することはできない」
そう言って、あんみつはサーベル完璧剣(クルトガ)を引き抜いた!完璧剣(クルトガ)は錆びることもなく、欠けることもない、最高の硬度を誇る剣である!
???「これが強制決闘(アブソリュートデュエル)か...」
暗殺者は呟いた!白い仮面をつけており、笑っているのか怒っているのか 或いは無表情か、わからない!
あんみつ「はぁっ!!」
先手を取ったのはあんみつである!地を蹴り、暗殺者に急接近する!
対する暗殺者は苦無で応戦!非常に暗殺者らしい武器ではあるが、所詮暗器!リーチの長い剣を持つあんみつの方に分がある!
あんみつ「素顔を見せたらどうなんだ、アサシン!」
そう言うと、完璧剣(クルトガ)の剣先が暗殺者の仮面を弾いた!
あんみつ「えっ...」
あんみつは思わず目を疑った!仮面の下には、自宅警備型戦闘装置(ニートロボ)に蜂の巣にされた少年 わいの顔がそこにはあったのだ!
怯んだあんみつの隙を逃さず、わいは苦無を投げつける!
あんみつ「ぐっ...!」
わい「久しぶりやなあ、あんみつ君。その様子やとわいのこと覚えとるようやな」
あんみつは咄嗟に後ろへ跳び距離を取ると、左腕に突き刺さった苦無を引き抜いた!
あんみつ「どういうことだ...お前は確かに死んだはず...!」
わい「せやで。わいはとっくに死んどる。...まあ、これも異能力の力っちゅう訳や」
わいは、あんみつ以上に色白くなった顔でにやりと、不気味な表情を浮かべる!
わい「...それより自分の心配はせんでええの?わいは死んでるんやで?あんみつ君、どないしてこの空間から脱出するねん?」
あんみつ「...ふんっ!」
この空間においてただ一人生きている人間 あんみつは、質問には答えず、完璧剣(クルトガ)でわいの体に斬りかかる!
びぃしゃぁっ、しゅしゃぁっ、ぎぃいしゃっ、とわいの肉体 遺体は音を立てて切断される!
わい「無駄や。わいはもう死んどる。例え微塵切りにしようが時間稼ぎにしかならないんやで」
三等分されたわいの内、生首 否、死首の方が、乾いた声で嘲笑した!他の二つも、首を失っても尚、蠢き続けている!
あんみつ「...いよいよゾンビに成り下がってしまうとは、可哀想な奴め」
わい「はっ、負け惜しみか?わいの体はあと三十分もすれば再生する。お前はいずれ餓死してわいは無事、脱出できるってことや」
あんみつは思わずため息をついた!そして胸ポケットから取り出したのは 蟻である!
わい「あぁ?その虫で何ができるっちゅうねん」
あんみつは醜くなったわいに一瞥もくれず、蟻を潰した!そう、生命が失われたのだ!
あんみつの体は光に包まれる!
わい「...は?」
あんみつの体が消滅した!つまり、元の世界へ転送されたのだ!
わい「...うせやろ...?わいとお前のどちらかが死ななければって...おい...」
少年は呆然とあんみつが立っていた場所を見つめる!
わい「じゃ、じゃあわいはこの空間から出れない...?もう死んでるから...永遠に...?.........ああああああああああああああ.........ああああああああああああああああああああああ...........あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
死体は狂ったように喚き散らした!
自宅警備型戦闘装置(ニートロボ)を作るほど用心深いあんみつが、何の保険も無しにこの異能力を発動する訳が無いのだ!
かわいそざまあ😱👍
あんみつは血塗れの自室に着地した!
妹「お兄ちゃん!」
柿崎「あんみつ!」
あんみつ「大丈夫です。アサシンは捕らえました」
恐怖と安堵によってか、泣き崩れる妹をあんみつは抱擁する!
柿崎「...シータの遺体は庭に埋めておいたぜ。弔い合戦は成功したみてぇだが...」
あんみつ「そうだ!...こうしている場合じゃない...」
あんみつは急ぎ、自分が見てきたものを洗いざらい柿崎に話した!
柿崎「......そいつは趣味の悪りぃ異能力だな。かつてお前が殺した他のクソコテ共も、仲良くゾンビになっているかもしれねぇわけだ」
あんみつ「ええ、既に死んでおり再生能力があるようです。異能力者を倒さなければ、彼らを救うことはできないでしょう」
敵とはいえ、同じコテハン いわば戦友である、とあんみつは言うのだ!戦友を人に戻してやろうという、聖人君子のお情けである!
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絶望によるショック死愛おしいほど好き
夜中の三時ごろ。廃工場に一人の美少年が手足を拘束され横たわっていた!
アクティブ「ふん、いい様だなぁ^^;」
気持ちの悪い笑みを浮かべると、アクティブはあんみつの顔を踏みつけた!
あんみつ「...手足を自由にしてくれませんかね」
アクティブ「おう、だったら質問に答えてもらおうじゃねぇか^^;」
アクティブ「1000万円、どこに隠した?」
口を噤むあんみつ!気の短いアクティブは、舌打ちすると、美少年の顔に正拳突きを加える!
あんみつ「ぐはぁっ......」
アクティブ「早くしようぜ^^;さすがの俺もお前の美形を圧し折るのは気が滅入るわ^^;」
そう言ってアクティブはさらに三発蹴りを加えるも、あんみつの口はぴくりとも動かない!
アクティブ「ちっ...お前ら、あれを持ってこい」
あんみつまぞじゃん
水星人のピラミッド「ごらぁ、とっとと歩けや」
妹「いや!離して!」
アクティブの命令で連れてこられてたのは、美少女あんみつの妹である!
妹「助けて!お兄ちゃん!」
あんみつ「妹ぉぉぉぉ!クソ、貴様ら!妹には手を出すな!」
アクティブ「じゃあさ、さっさと質問に答えろよ^^;」
アクティブは狡猾な笑みを浮かべる!
水星人のピラミッド「おうおう、早くしねぇとお前の妹、Dさんの元に送っちまうぜ?」
思わずあんみつは顔を青く染めた!
あんみつ「待ってくれ!それだけはやめてくれ!」
ネズミ帝国かな?
あんみつ「1000万円は...俺の家の天井裏に隠してある」
アクティブ「そうか...天井裏か^^;よし、すいぴら、こいつを殺しとけ^^;妹も犯していいぞ^^;」
そう言ってその場を立ち去るアクティブ!
あんみつ「おい!待て!話が違っ」
今度は水星人のピラミッドの回し蹴りを顔面にくらうあんみつ!
水星人のピラミッド「よっしゃ、んじゃあ早速おっぱじめさせてもらおうじゃないの」
妹「いやああああああああ!気持ち悪いよおおおおお!助けてお兄ちゃん!」
水星人のピラミッド「大丈夫だって、俺うまいから」
そう言って水星人のピラミッドが勢いよくパンツを脱いだその瞬間!
彼の肉棒は切断されていた。
水ピラの声で再生されててクソ笑ってる
水星人のピラミッド「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!」
水星人のピラミッドは思わず悲鳴をあげた!彼の股間からは、精子ではなく血液が噴射しているのだ!
あんみつ「い、いったい何が...!?」
水星人のピラミッド「がぁぁぁぁ...クソ...てめぇどういうつもりだ...シータ...!」
あんみつは振り向いた先には、赤く染まった包丁を片手にコーヒーを飲んでいるシータの姿があった!
シータ「いやべつに、私は世の中の為に公害を処理しただけですよ」
あんみつ「シータさん!」
水星人のピラミッドは、歯を食いしばりながら、股間を手で押さえ止血をする!
水星人のピラミッド「お前のせいで俺のちんこがよぉぉ...殺してやらぁぁぁぁぁ!!!」
そう叫んで水星人のピラミッドが取り出したのは拳銃である!
シータ「銃刀法違反です!警察に通報させてもらいます!!」
水星人のピラミッドは躊躇することなく、発砲した!
シータ「光の速さ !!」
しかし、ざわざわ随一のスピードを誇るシータを相手に、拳銃は愚策だった!
水星人のピラミッド「なっ!?」
目の前にいた相手が姿を一瞬にして消したのだ!
背後に立たれたと気づいたときには、水星人のピラミッドは頭部までをも失っている。
水星人のピラミッド 死亡
これピラフにキャスで今日読ませてえw
草
あんみつって妹に死ぬほど嫌われてそう
シータ「銃声を聞いて、警察が来るかもしれません。面倒なのでここは逃げましょう」
そう言ってシータは、あんみつを縛っていた手首の紐を引き千切った!
階段を駆け上がり、地上に出ると、そこには一台の黒塗りのベンツが停まっていた!
任豚「早く乗りな!」
三人はすぐさま後部座席に取り込むと、ベンツは猛スピードで発進!
妹「あ、あの...助けていただいてありがとうございます」
美少女は赤面でぺこりと頭を下げる!その頭をなでなでするシータ!
シータ「構いませんよ、私は正義の味方なので。せめて、私のチャンネル登録してください」
任豚は交通法令を無視してスピードを出しているおかげで、15分ほどであんみつ邸に到着した!
あんみつ「俺の家は広いので、奴らはまだ家の中で探している最中でしょう。急ぎましょう」
そう言ってあんみつが車から降りた瞬間!
『侵入者!排除!排除!』
あんみつ「自宅警備型戦闘装置 !?...まさか、プログラムを書き換えられて...!?」
あんみつの額に赤い照準を合わせる自宅警備型戦闘装置 !
空かさず任豚は車から飛び出して
任豚「ちっ!させねーよ!豚骨一擲 !」
バゴンッ!!
放たれた殺人光線を、豚骨バットで弾き返した!ニヤリと笑い、振り向くと
任豚「こいつぁ恐らく柿崎 さんの仕業だ!ここは俺に任せな!」
あんみつ「...っ、すまない!」
三人は任豚に後を託し、あんみつ邸の中へ進んだ!
あんみつ邸の長い長い廊下には、三人分の足音が鳴り響いている!
あんみつ「見ての通り、この邸はめちゃくちゃ広い。それに、要領の悪いアクティブのことです。まだお金をを探している途中でしょう!」
シータ「だといいですね」
そう言って三人は廊下を駆けあがり、三階のあんみつの部屋(二十畳)のドアを開けた!
あんみつ「アクティブ!そこまで......っ!?」
思わずあんみつは言葉を詰まらせた!普段ホコリ一つ無いはずの自室に、血と肉片が散乱していたのである!
妹「い、いや...なにこれ...!?」
目を背けたくなるような光景だが、じっくりと観察していく内に、あんみつは一つの首が転がっていることに気づく!その首の主は、先程まで自分に暴行を加えていた人物そう、アクティブである!
アクティブ 死亡
あんみつ「一体...これは...!?」
混乱するあんみつ!その時である!天井がぎしぃと異様な音を立てたのだ!
あんみつ「え?」
あんみつが上を向くのとほぼ同時に隣に立っていたシータの首が刎ねた!
シータ 死亡
正確には刎ねられた !天井には大穴が空いている!そう天井裏に潜んでいた者に殺されたのだ!
あまりに呆気ない最期だが、あんみつにシータの死を悼んでやれる余裕はない!すぐさま強制決闘 を発動し、相手を異空間へ飛ばす!
あんみつ「この空間は、生命が失われない限りどちらかが死なない限り脱出することはできない」
そう言って、あんみつはサーベル完璧剣 を引き抜いた!完璧剣 は錆びることもなく、欠けることもない、最高の硬度を誇る剣である!
???「これが強制決闘 か...」
暗殺者は呟いた!白い仮面をつけており、笑っているのか怒っているのか或いは無表情か、わからない!
あんみつ「はぁっ!!」
先手を取ったのはあんみつである!地を蹴り、暗殺者に急接近する!
対する暗殺者は苦無で応戦!非常に暗殺者らしい武器ではあるが、所詮暗器!リーチの長い剣を持つあんみつの方に分がある!
あんみつ「素顔を見せたらどうなんだ、アサシン!」
そう言うと、完璧剣 の剣先が暗殺者の仮面を弾いた!
あんみつ「えっ...」
あんみつは思わず目を疑った!仮面の下には、自宅警備型戦闘装置 に蜂の巣にされた少年わいの顔がそこにはあったのだ!
怯んだあんみつの隙を逃さず、わいは苦無を投げつける!
あんみつ「ぐっ...!」
わい「久しぶりやなあ、あんみつ君。その様子やとわいのこと覚えとるようやな」
あんみつは咄嗟に後ろへ跳び距離を取ると、左腕に突き刺さった苦無を引き抜いた!
あんみつ「どういうことだ...お前は確かに死んだはず...!」
わい「せやで。わいはとっくに死んどる。...まあ、これも異能力の力っちゅう訳や」
わいは、あんみつ以上に色白くなった顔でにやりと、不気味な表情を浮かべる!
わい「...それより自分の心配はせんでええの?わいは死んでるんやで?あんみつ君、どないしてこの空間から脱出するねん?」
あんみつ「...ふんっ!」
この空間においてただ一人生きている人間あんみつは、質問には答えず、完璧剣 でわいの体に斬りかかる!
びぃしゃぁっ、しゅしゃぁっ、ぎぃいしゃっ、とわいの肉体遺体は音を立てて切断される!
わい「無駄や。わいはもう死んどる。例え微塵切りにしようが時間稼ぎにしかならないんやで」
三等分されたわいの内、生首否、死首の方が、乾いた声で嘲笑した!他の二つも、首を失っても尚、蠢き続けている!
あんみつ「...いよいよゾンビに成り下がってしまうとは、可哀想な奴め」
わい「はっ、負け惜しみか?わいの体はあと三十分もすれば再生する。お前はいずれ餓死してわいは無事、脱出できるってことや」
あんみつは思わずため息をついた!そして胸ポケットから取り出したのは蟻である!
わい「あぁ?その虫で何ができるっちゅうねん」
あんみつは醜くなったわいに一瞥もくれず、蟻を潰した!そう、生命が失われたのだ!
あんみつの体は光に包まれる!
わい「...は?」
あんみつの体が消滅した!つまり、元の世界へ転送されたのだ!
わい「...うせやろ...?わいとお前のどちらかが死ななければって...おい...」
少年は呆然とあんみつが立っていた場所を見つめる!
わい「じゃ、じゃあわいはこの空間から出れない...?もう死んでるから...永遠に...?.........ああああああああああああああ.........ああああああああああああああああああああああ...........あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
死体は狂ったように喚き散らした!
かわいそざまあ😱👍
あんみつは血塗れの自室に着地した!
妹「お兄ちゃん!」
柿崎「あんみつ!」
あんみつ「大丈夫です。アサシンは捕らえました」
恐怖と安堵によってか、泣き崩れる妹をあんみつは抱擁する!
柿崎「...シータの遺体は庭に埋めておいたぜ。弔い合戦は成功したみてぇだが...」
あんみつ「そうだ!...こうしている場合じゃない...」
あんみつは急ぎ、自分が見てきたものを洗いざらい柿崎に話した!
柿崎「......そいつは趣味の悪りぃ異能力だな。かつてお前が殺した他のクソコテ共も、仲良くゾンビになっているかもしれねぇわけだ」
あんみつ「ええ、既に死んでおり再生能力があるようです。異能力者を倒さなければ、彼らを救うことはできないでしょう」
敵とはいえ、同じコテハンいわば戦友である、とあんみつは言うのだ!戦友を人に戻してやろうという、聖人君子のお情けである!