この車輌プロジェクトには、戦闘室の新しい配置と二重底の履帯プロペラという2つの重要な特徴があった。さらに車輌の火力と機動性も強化されており、戦闘室は乗員と主砲で別々に分かれていた。また、自動装填砲は3連主装填システムと補助的な機械式格納システムで構成されていた。このような設計により、主砲を固定の装填角度に取り付ける必要なく簡単に装填し、主要な弾薬を補充することが可能となり、発射速度と乗員の快適性が大幅に向上した。また、履帯を2分割することで、車輌が地雷による攻撃を受けても機動性を保つことができた。しかし、ダブルループのプロペラを使用する場合、シャーシの重量が増加し、トランスミッションと動作制御が複雑になるという問題があったため、最終的にこのプロジェクトは生産段階には至らなかった。
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