総合掲示板でこの車輌のトレモ試走インプレを書かせてもらった後、本日のデイリーを(3連勝クソ任務含め)これで全部回してきたので、以下、微力ながら何かしらのお役にでも立てば幸いです。
実際に野良で乗ってみて体感できたのは、ちゃんと角度付けると(装填時はよそ見も併用してあげたらなおよし)面白い程カンカンカンカン弾ける(鋼鉄の壁製造機!)痛快なまでの硬さでした。ただ、当然ながら垂直装甲なので、何も考えず棒立ちしたりクロス組まれたり駆逐に絞らせたりしたらあっけなく抜かれますし、特に格上相手には慢心は禁物です。
砲塔側面装甲も95mmとそれなりにありますので、四角い砲塔形状を活かして装填時は軽いよそ見で弾けるチャンスが増した印象です。
芋ってスナイプを試みてくる敵駆逐や自分を駆逐だと思ってる敵MTHTにはHEを投げておくと良い牽制になります。山なり弾道なので、上手くいけば薄い天板に刺さります。
で、目玉の95mm榴弾砲ですがやっぱ貫通足りません。榴弾砲に求めるものでもないですが。
かといって金弾(HEAT)メイン運用だと本車輌の魅力の99.9%が消滅します動く文鎮し、そもそも金弾でも貫通不足には変わりありません。そこでAPとHEを同数搭載し、状況に応じて刺せる時はHEを刺しつつハラスしたり石頭焼いたり、豚飯キメた敵HTに何発かHE撃ち込んで榴弾マンだと思わせといてフェイント金弾、といった柔軟な運用を行うのが楽しいかな?と個人的には感じました。
所詮95mm砲ですからHEでもたいしたダメージ入りませんしモジュール破壊の度合いも知れたものですから、一発の爽快感を求めるよりも榴弾砲ならではの面白砲撃コンボを楽しみましょう。単発交換に持ち込めれば意外と普通に撃ち合いできました。
あと問題のキャリバンより遅い弾速は…ぶっちゃげケバブ食いながらのんびり野良ってたせいもあり、全く気になりませんでした。絞れば素直にまっすぐ飛んでくれるので…ちゃんと絞りさえすれば、近距離であれば敵の弱点にHE刺す程度ならできます。
それと、チャーチル一族を愛する英国紳士の皆様には注意して欲しいのですが、こいつはいつものポンポン砲ではないので、単独での履帯ハメ殺し戦法はやれても困難です。砲性能起因で立ち回りは若干変わるという認識でいいかと思います。
以上、長くなってしまいましたがクセつよで楽しい戦車で、ボトムでも工夫次第で普通に前線張れましたしストレスなく勝てました。
しかしOP・強戦車かと言われたら「NO」です。
あくまで紅茶のお供、他の紳士車輌達と同じくリラックスした気持ちで乗る分にはいい…というのが現時点での総論です。
付記)Mバ基準それなりに高くて紳士達の熱いパッションを感じました!もっと上げてやる!