名前なし
2024/03/16 (土) 00:28:00
d9fcc@7e136
ティア7の戦車である私には相棒の戦車長がいる。もう何年も共に戦い絆を深めてきた。私達は最強なんだ。…そう思っていた。
とんでもない戦車がティア7にやってきた。スマッシャーという改造されたKV-2らしい。しかし私達の敵じゃない。そんな自信はねじ伏せられた。そして次第にティア7を避けるようになった。
ある日、またしてもとんでもない戦車が来た。アナイアレイターだ。その強さを目の当たりにした彼は私に言った「アナイアレイターに乗りたい」「ティア7で勝って自信を取り戻したい」「僕達はティア7でまた輝くんだ」と。彼の意気込みに嬉しくなった私は答えた。…答えてしまった…。
それから戦車長君は変わった。よくアナイアレイターに乗るようになり、立ち回りも、技術も変わり果ててしまった。それでも良かった、いつかまた彼と共に戦えるのなら。しかし限界はあり私は寂しくなって電話をかけた。しかし電話はかかったが無言で話しかけても返事はない。するとパンパンパンと軽快な音が聞こえた。そして「うぉッ!(OPタンク)気持よすぎる!お"ッ!もう戻れない!」「どう?アタシの性能すごいっしょ!アタシ以外の戦車で満足きるのかなぁ?」その会話が聞こえたとき私は察した。もうあの頃の戦車長はいないのだ
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