それとの戦闘で得た情報を記録します。
それの戦闘中の特徴を描写します。
それは絶えずたんぱく質の供給を要求していました。痛んでいない、新鮮な肉が欲しいという言葉を頻繁に繰り返しました。
当然のことながら・・・私たちには肉類の用意が無かったので、提供できませんでした。
囚人の体の一部を切断して提供することについて冗談半分での議論が少し進行しましたが、管理人を含む多数の叱咤により実行には至りませんでした。
通常通りの戦闘を実施している途中、小さなサイズの妖精が瀕死の状態になった際、その妖精を食べるという特徴を把握できました。
捕食時には一定量の元気を取り戻すようでしたが、相変わらず新鮮な肉を求めました。
・・・戦闘が多少長くなり、すべての小さな妖精を平らげたときに深刻な問題が発生しました。
それが飢えを解決する方法を見つけられずに暴れまわり、同じ攻撃も段違いの破壊力を持つことを観測しました。
その被害から回復することができずに退却を余儀なくされましたので、その後の戦闘では戦闘時間を短縮させる方法を考慮する必要がありそうです。
以上で報告を終了します。
→いや、そもそもアイツ・・・なんかくたばりそうだから、自分の横に飛んでんのは全部切り刻んで食ってたぜ?ああいう風に暴れんのは防げるのか?
→・・・だからといって、倒さないわけにはいかないだろう。
→うむ!当人が見たときは、あの妖精が過激な食事をしてからは、かなり元気が無くなっていたように見えたのである!
→うーん・・・食後の眠気、とかですかね?
追加で取得した情報を記録します。
囚人が把握した方法を利用してより効率的に戦闘を進めることが出来ましたが、付加的な攻撃方式と行動パターンがあることを確認しました。
前もって把握した情報を通じて、小さな妖精を攻撃しなければ同族食いが起きないことを戦略として活用しましたが・・・。
継続的にその戦略を使用すると、これ以上飢えを我慢できないかのように更に強い狼藉を観測しました。
また、妖精の群れが別に存在していたのか・・・。
認知していなかった別の小さな妖精の個体が、追加で登場する可能性があることも確認しました。
恒常的な追加なのかは確認できませんでしたが、以前の戦闘で戦闘期間が長くなるほど損害が発生するということを把握しましたので、もう少し計算的な攻撃を行うべきだと思います。
以上で報告を終了します。