>> 28
遅くなりましたが、中国コミュニティの情報を頂きありがとうございます!
タルパ戦争が注目されているのは私としても意外でした。
私は浮き草氏が活動していた以後に活動を開始したので、詳しいことはわかりませんが、様々な資料から、浮き草氏の合同ダイブの手法は、ヘミシンク(Hemi-Sync,developed by The Monroe Institute)のレトリーバル(retrieval)などを参考にした可能性が高いと考えております。(あるいは、他のオカルト的手法の混合です)
以前タルパ戦争当時に活動していた人とコンタクトを取ったことがあります。
その人はタルパ戦争の仕掛け人の方に事情を聞いたことがあり、ネットに記録された内容が全てではないようです。
残念ながら、その会話を記録しておらず、また信憑性も不明なので詳しくは開示できませんが、タルパ戦争は浮き草氏に対してではなく、参加者の技量を確認するためのものだったらしいと伺っております。
中国コミュニティが日本や西洋のコミュニティを通して発展していったというのも大変興味深いです。
twitterにも少し書いたので重複してしまいますが、神智学協会などのアメリカの思想家たちの一部は、仏教思想に影響を受けております。
しかしながらそれは完全なものではなく、一部の概念のみ切り取られて使われたため、東洋に逆輸入されたときに混乱の原因になっている可能性があります。
The data I've collected so far shows that the tulpa culture is moving from magic to psychology.
ご存知かもしれませんが、魔術から心理学への移行は一方的なものではなく、心理学の一部もマインドフルネスの登場を発端に宗教に再び注目しており、しばしば宗教的な手法を取り入れています。
そのため、2つの境界が曖昧になっている面があります。
最近私が確認した心理学の資料には、マインドフルネスの新しい発展型として、姿形を持った自己の指導者を作り上げる手法が提案されていました。
このような手法は少しずつですが近年増加しており、タルパという言葉もこれらの概念に影響を受けていく可能性は十分にあると考えています。
Thank you for your comment. The tulpa war currently has too little material on the Internet.
But knowing these contents should be enough for us to solve the tulpa classification problem. One question I'm curious about is whether the current understanding of tulpa in the Japanese community is mainly psychological or magic?
And if we're going to make a category that most people are happy with, should it be psychology or magic?
私個人の考えですが、日本のユーザーはタルパをオカルト的な分類で捉えている方が多く、心理学的な考えのみで生まれた場合は、タルパではなくイマジナリーフレンドと呼ばれることが多いように思います。
心理学的な考えでタルパを作る人もいますが、それは人口の多いタルパコミュニティと交流を持つためか、心理学的な考えに魔術を上乗せしようとしている場合が多いようです。
例えば、元は心の中から生じたものとしつつも、霊的に体が存在することを目指すといったものです。
また、もっと軽く「空想や創作テクニックの延長線上のおまじない」などのように捉えるユーザーも多いように思われます。
以前行ったアンケートでは、タルパを扱うtwitterユーザー100人のうち、70%以上が、(タルパに関係のない道具を含めると)何かしらの魔術的な道具を持っていると回答しました。
また、持っていないユーザーの半分も、今後それが欲しいと回答しました。
少なくとも日本のタルパ界隈では、魔術的なことに対する期待があると言えそうです。
コミュニティを混乱させている原因の一つは、ここに「日本の土着信仰」が混ざることに起因します。
浮き草氏は確かに日本のタルパの基礎となる概念を作りましたが、一方で「憑依」や「依り代」「真名」などの手法は自然に生まれて使われ始めたように思います。
これらの手法は明らかに日本のアニミズム的手法に類似しています(あるいは、それをテーマにした漫画やアニメーションによるものです)。
中には、神社に赴いたとき、そこにいた霊的な存在をタルパとして連れてきた、という表現を使うユーザーも見られます。
(神社に限らず、霊的な存在はあらゆるところにいる可能性がある、といった価値観を持つ人は多いです)
これらはタルパではなく、それ以外の霊ではないかという意見は提起されるのですが、「邂逅型」という概念がこれらも内包してしまっているという問題があります。
一方で、「霊的なものを連れてきたイメージをしたものの、本当に連れてきたわけではなく、その場のイメージから連想して自ら作ったタルパだ」と表現するケースもあるため、霊とタルパの境界は曖昧です。
そのため、曖昧なものとして住み分けるための分類として「邂逅型」が使われてきたという側面はあるように思います。
So it seems that the Japanese community's understanding of tulpa is indeed greatly influenced by the local culture.
So we may have an answer to the question of tulpa classification.
We still need to determine one question before we start. What is the purpose of our taxonomy?
I know that because of the intervention of speculators in the English community (he founded tulpa.info), he calls on people to treat tulpa from the psychological level through the website he established for better development. As the subtitle of the tulpa.info home page suggests, for the science.
Chinese community because of the materials from other communities, plus our social and cultural background. We are very shy of metaphysical content, and this cultural background makes us often worry about being regarded as a cult by the outside world. So our founders argued for a scientific view of the tulpa culture.
Then again, how does the Japanese community feel about this?
I think we have to be clear about the purpose of our taxonomy. For the better development of the community, for the convenience of future research experiments. Or simply create a concept that can accommodate most of its members?
As far as I know. A western university professor is very interested in the tulpa culture. Now they are inviting people from the English community to participate in their experiment.
So I think as the tulpa culture continues to grow. Maybe in a few years, it will be in the public eye. Should we prepare for this possibility in advance?
You might be interested in this experiment:https://www.reddit.com/r/Tulpas/comments/cpqqg8/stanford_tulpa_study_my_experience_and_looking/