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2018/06/02 (土) 15:36:45
竹本健治は恐るべきミステリー作家である。
彼はなんと『ウロボロスの基礎論』の中でK大推理小説研究会の部室においてあった本の上にうんこが置かれていたという事件を描いたのだ。
それは実際にあった事件で残念ながら迷宮入りしたらしい。
しかしそれを堂々と小説に盛り込み、あまつさえ販売するという度胸と根性はグレートだと思う。
その件は置いておくにしても、彼は『匣の中の失楽』や、ゲーム三部作、最近だと『涙香迷宮』等の作品により押しも押されもせぬミステリー界の重鎮である。
ただ一言・・・言わせていただけるならば、いささか趣味に走り過ぎるところが私には苦手だ。
『ウロボロスの基礎論』
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