STRONG広場の人々

「あの本 読んだよW」・「こんな映画を、観てきました!」etc. / 17

87 コメント
views
1 フォロー
17
grffin01 2018/05/27 (日) 12:08:06

「推理小説とミステリーの系譜」(その2) 現実に根ざした2作品(話題の作品)

先ずはここ数年の推理小説や、ミステリーについて、軽く手合わせするところから始まりました。
私は「話題性」から、現実の事件に根ざした「殺人犯はそこにいる-隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件-」(清水潔著 新潮文庫)と「罪の声」(塩田武士著 講談社)の2作品を挙げました。 
「罪の声」は、昭和59年に発生した「グリコ・森永事件」(警察庁広域重要指定114号事件、かい人21面相事件ともいう)を題材にした推理小説です。
また「殺人犯はそこにいる」は、冤罪事件となった「足利事件」の真犯人への肉迫「調査報道の重要性」をテーマにした作品です。
共に500ページという相当なボリュームで、膨大な調査と取材があって初めて成立し得た作品です。
友人はどちらも既に読んだとの事で、「これは侮れないな。」と私は正直 驚きました。
( ⇒ 続く )

通報 ...